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“南米選手の古巣への忠誠心” ベティスがペッセージャのリーベル復帰希望前倒しに動揺…開幕目前で主軸CBが流出へ

超ワールドサッカー / 2024年8月3日 14時50分

写真:Getty Images

レアル・ベティスがアルゼンチン代表DFヘルマン・ペッセージャ(33)の退団意向に動揺する。スペイン『Relevo』が伝えている。

欧州サッカーの第一線で活躍したのち、「引退前は母国で」と、強い愛着を持つ古巣へ帰還する傾向にある南米出身のトッププレーヤー。

最近では、39歳チアゴ・シウバがフルミネンセへ16年ぶりに復帰し、重大事案発生により実現しなかったが、36歳アンヘル・ディ・マリアがロサリオ・セントラルへの復帰を熱望した。

ベティスの33歳ペッセージャも、その1人。

『Relevo』によると、ペッセージャは14歳から24歳まで所属したリーベル・プレートへの復帰を熱望。ベティスにはリーベルから「契約解除条項を支払います」と連絡がきたそうだ。

つまり、あとはペッセージャの決断次第。

リーベルは先月末にマルティン・デミチェリス監督が退任し、マルセロ・ガジャルド氏の再登板が確実。ペッセージャは“崇拝”するガジャルド氏から直々に「帰ってこい」と電話を受けたそうで、いつも頭の片隅に置いていたリーベルへの復帰希望を前倒しに。もはや数日中の移籍成立は確実とみられている。

一方で、ベティスは現場も上層部も動揺。

ペッセージャとは2月に契約を延長したばかりか、時にゲーム主将も担うディフェンスリーダー。数週間前にリーベルから届いたオファーを固辞するも、「契約解除条項を支払います」で打つ手がなくなった格好だ。3日にもリーベルから入金があるとされる。

今季のラ・リーガ開幕までおよそ2週間。

コパ・アメリカ参戦後の休暇により、未だ合流していないチームリーダー・ペッセージャを、このタイミングで手放すことになる。

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