今週までに決断を…アトレティコがギャラガーに返答期限を設定、チェルシーとは合意

写真：Getty Images

アトレティコ・マドリーがチェルシーのイングランド代表MFコナー・ギャラガー(24)に返答期限を設けたようだ。

昨季も公式戦50試合で7得点9アシストの数字をマークしたが、チェルシーが収支の帳尻を合わせようと売却可能な選手とみなすギャラガー。エンツォ・マレスカ新監督の下で新たなチーム作りも進むなか、移籍話で揺れ、最近ではアトレティコ・マドリーとチェルシーのクラブ間合意の報が飛び出す。

チェルシーアカデミー育ちとあって、一部のサポーターやレジェンドから反対意見も飛ぶなか、アトレティコ行きに迫るギャラガーだが、決断はまだ。その決断の行方が注目どころとなるなかで、イギリス『スカイ・スポーツ』によると、アトレティコ側は今週末までを返答期限とし、決断を迫っているという。

そんなギャラガーだが、残り1年の契約も見越してアトレティコとの売却話を進めるチェルシーはそれと並行し、新契約も“再々”打診。こちらの決断も迫られるギャラガーはチェルシーとの新契約に前向きだが、ほかの中盤選手と結ぶような条件を求め、合意に至らないのであれば、別の選択肢を探るようだ。

なお、アトレティコとチェルシーが合意した移籍金額は移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏いわく、4000万ユーロ程度(約63億9000万円)といわれる。