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マドリーがチェルシー撃破でUEFAスーパーカップに弾み! ブラヒム・ディアス1G1Aの活躍【PSM】

超ワールドサッカー / 2024年8月7日 13時57分

写真:Getty Images

国際親善試合のレアル・マドリーvsチェルシーが現地時間6日に行われ、マドリーが2-1で勝利した。

プレシーズンのアメリカ遠征中のマドリーは直近に行われたエル・クラシコに1-2で敗戦。その一戦からは先発2人を変更。ギュレル、エンドリッキに代えてロドリゴ、ヴィニシウスを両ウイングに起用し、ブラヒム・ディアスを3トップの中央に配置した。

一方、同じくアメリカツアー中のチェルシーは直近に行われたマンチェスター・シティ戦で2-4の敗戦。その試合からは先発5人を変更。新戦力のGKヨルゲンセン、マルク・ギウを起用したほか、両翼にシティ戦で共にゴールを挙げたマドゥエケ、スターリングを起用した。

立ち上がりはエンクンクのボックス手前右からのクロスをファーでフリーのスターリングがヘディングシュートで放つと、マドリーも11分にヴィニシウスが裏抜けの流れからボックス内で左足シュートを放つなど、拮抗した展開に。

プレシーズンマッチらしい開かれた状況が続くなか、前半半ば手前にマドリーがゴールをこじ開ける。19分、中央で背後を取ったブラヒム・ディアスがボックス内まで持ち込んで右で浮いたルーカス・バスケスにプレゼントパス。左足のシュートがDFにディフレクトしてゴール左隅へ向かうと、こぼれ球にダニ・セバージョスとGKヨルゲンセンが反応するが、そのままゴールネットに吸い込まれた。

幸先よく先手を奪ったマドリーは以降もポジションチェンジやサイドバックの攻撃参加を使いながら畳みかける攻めを見せる。そして、27分には左サイドのヴィニシウスからのスルーパスでセンターバック2枚の間から飛び出したブラヒム・ディアスがボックス左でGKをつり出して冷静に左足シュートを流し込んだ。

序盤以降は守勢が続いたチェルシーだったが、前半のうちに1点を返す。39分、カウンターから左サイドで押し込むと、ボックス手前左角でエンソ・フェルナンデスが上げたクロスをファーでDFフラン・ガルシアに競り勝ったマドゥエケがGKクルトワの寸前でヘディングシュートを流し込んだ。

マドリーの1点リードで折り返した後半もマドリーペースは変わらず。多くの決定機には至らないが、ボールの主導権を握って危なげなくゲームをコントロールした。

その後、60分付近を境にメンバーの入れ替えが目立つと、マドリーはニコ・パスやラタサらに加えてより経験が少ないカンテラーノがピッチに投入されていく。これに対してチェルシーはムドリク、カイセド、デューズバリー=ホール、フォファナら主力クラスの選手がピッチに送り込まれた。

ただ、やや膠着の後半半ばから終盤にスコアは動かず。マドリーがアメリカでのプレシーズンツアーを勝利で締めくくり、14日に控えるアタランタとのUEFAスーパーカップに弾みをつけた。一方、連敗でツアーを終えたチェルシーは11日にインテルとのプレシーズンマッチを戦い、プレミアリーグ開幕に臨む。

レアル・マドリー 2-1 チェルシー
【レアル・マドリー】
ルーカス・バスケス(前19)
ブラヒム・ディアス(前27)
【チェルシー】
ノニ・マドゥエケ(前39)

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