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川崎Fが9人神戸に3発勝利で今季初連勝! 家長豪快ヘッド&山田新2発…神戸はモヤモヤ募る90分間に【明治安田J1第25節】

超ワールドサッカー / 2024年8月7日 21時1分

写真:©︎J.LEAGUE

7日、明治安田J1リーグ第25節の川崎フロンターレvsヴィッセル神戸がUvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで行われ、ホームの川崎Fが3-0と昨季王者に勝利した。

中断期間が明けて再開したJ1リーグ。

14位川崎Fはリーグ戦6試合無敗も、最後に敗れた相手こそ4位神戸。その神戸は中断期間中にトッテナム、スタッド・ランスとの国際親善試合をこなし、中3日で今節を迎えた。

川崎Fは8分、三浦颯太の左足アーリークロスをボックス内で山田新が逸らし、後方で収めた脇坂泰斗が右足シュート。枠を突くも相手DFに当たってCKとなる。

そのCK、ボックス外で跳ね返りを拾った大島僚太が、ワントラップから右足ミドル。コースを突いて威力もそこそこだったが、惜しくもゴール上へ外れる。

左サイドで崩しを担うマルシーニョは31分、速攻から味方とのワン・ツーで左サイドを抜け出し、対峙した飯野七聖のイエローカードを誘発。そのスピードが脅威を与える。

一方、山口蛍や酒井高徳、宮代大聖を欠く神戸。武藤嘉紀が左サイドハーフを担う[4-4-2]でこの一戦に臨み、粘り強い平常運転を続けていたなか、前半終盤に思わぬ事態が。

45分、大迫勇也のスルーパスに走った飯野がボックス手前で倒される。

主審の笛が吹かれるなりイエローカードを提示されたのは、川崎Fの大南拓磨ではなく、神戸の飯野。シミュレーションと判断され、2枚目の警告で退場となった。

数的優位となった川崎Fは後半頭から攻勢。

48分、38歳家長昭博が右サイドを全力スプリントし、13歳年下のマテウス・トゥーレルを振り切ってボックス内へ。角度のない位置から放ったシュートはGK前川黛也に阻まれる。

51分には決定機。神戸の菊池流帆の雑なクリアが足元に転がってきた脇坂が、ボックス内でDF2枚をかわして左足シュートを放つ。しかし、前川のファインセーブに阻まれた。

56分には、縦パスを受けた山田が反転から右足シュート。またも前川のファインセーブでCKに逃げられるも、このCKからようやく先制。脇坂のクロスに家長がヘディング弾を叩き込んだ。

神戸は63分、またしてもまさかの事態。

プレーが切れて神戸のリスタートとなった際、ピッチ内に転がっていたボールを、トゥーレルが副審に向かって蹴り、これを確認した主審がレッドカードを提示。神戸はこれで9人だ。

71分に川崎Fの追加点。マルシーニョの内側をインナーラップした三浦がクロスを上げ、前川の頭上を超えたところに走り込んだ山田が、DFと競り合いながらヘディング弾を流し込んだ。

一気に余裕の出た川崎F。85分、脇坂の縦パスに反応した山田が前川との一対一になり、冷静にこれを沈めてとうとう3点差に。昨季J1王者神戸にホームで3-0と快勝...今季リーグ戦初の2連勝だ。

対し、9人となって武藤も大迫も下げた神戸。前半終盤の飯野レッドから始まったモヤモヤを払拭する反撃は叶わず、0-3と敗れている。

川崎フロンターレ 3-0 ヴィッセル神戸
【川崎F】
家長昭博(後12)
山田新(後26、後40)

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