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サウジアラビア経由、レアル・マドリー行き? CBが欲しいレアルがスペイン代表DFに目を向ける

超ワールドサッカー / 2024年8月9日 23時5分

写真:Getty Images

今夏の移籍市場では、フランス代表FWキリアン・ムバッペ、ブラジル代表FWエンドリッキを獲得しているマドリー。まだまだ補強の候補がいる中、意外な名前が浮上している。スペイン『アス』が伝えた。

ラ・リーガの王者、そしてチャンピオンズリーグ(CL)の王者として新シーズンを迎えるマドリー。今夏は前線の補強を行って要る一方で、予てから獲得に動いていた守備陣の補強が進んでいない。

リールのU-23フランス代表DFレニー・ヨロの獲得に迫っていると思われた中、マンチェスター・ユナイテッドに横取りされる状態に。また、バイエルンのカナダ代表DFアルフォンソ・デイビスに関しても、交渉が進んでいるとは言えない状況だ。

そんな中で浮上した選手が、スペイン代表DFアイメリク・ラポルテ(30)。サウジ・プロ・リーグのアル・ナスルに所属しており、マンチェスター・シティで大きな成功を収めたセンターバックだ。

スペイン代表としてもユーロ2024に出場し、見事に優勝に貢献。カルロ・アンチェロッティ監督は獲得にゴーサインを出したとされている。

しかし、マドリーは移籍金を支払うことを望んでいないようで、ラポルテとアル・ナスルの契約を整理しなければいけない状況となっている。

シティhから2700万ユーロ(約43億2000万円)でアル・ナスルに加入したラポルテは、年俸2400万ユーロ(約38億4000万円)を手にしており、契約はあと2年残っているという。

ラポルテの代理人は、まず受け取る予定の4800万ユーロ(約76億8000万円)のサラリーを放棄し、契約解除するための金銭合意に至るために動いているとのこと。しかし、アル・ナスルは移籍金を支払って獲得したため、簡単に首を縦に振るはずもない。

サウジアラビアでは、ラポルテの代理人が退団に向けて動いているとしており、スポーツ・ディレクターのフェルナンド・イエロ氏、ルイス・カストロ監督、そして会長と緊急会談を行ったとしているが、どうやらこれは否定されているようだ。

ラポルテ本人は、アル・ナスルからの退団を強行しようとは思っていないとのこと。ただ、マドリーからのオファーには応えたいと思っており、将来的にも興味を持たれていれば移籍したい希望を示しているという。

サウジ・プロ・リーグでのプレーもありながら、ユーロで優勝したことにより、ヨーロッパのトップレベルでのプレーへの欲望が沸いたとみられるラポルテ。果たして、どういった結末を迎えるだろうか。

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