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4発快勝の清水が首位返り咲き! 横浜FCと長崎の上位直接対決はドロー決着で大混戦続く【明治安田J2第26節】

超ワールドサッカー / 2024年8月10日 21時30分

11日、明治安田J2リーグ第26節の7試合が各地で行われた。

前節の大逆転勝利で首位に浮上した横浜FC(勝ち点53)は、23試合ぶりの黒星で3位に転落したV・ファーレン長崎(勝ち点51)との直接対決。序盤からやや攻勢なのはホームチームも、カプリーニの強烈なカットインシュートはGK若原智哉のセーブに遭う。

長崎も前半アディショナルタイム、カウンターからマテウス・ジェズスがGKまでかわす決定機を迎えたが、シュートはぎりぎり戻ったンドカ・ボニフェイスの見事なゴールカバーに阻まれる。白熱の一戦はゴールレスで折り返す。

後半に入ると横浜FCの高橋利樹がネットを揺らすが、直前のプレーがゴールラインを割っていたため、得点は認められず。終盤も畳み掛けたが、長崎の集中した守備を崩せないままタイムアップ。首位攻防戦は0-0の痛み分けに終わった。

4試合ぶりの敗戦で首位陥落の2位・清水エスパルス(勝ち点52)は、最下位・ザスパ群馬(勝ち点13)とのホームゲーム。立ち上がりから乾貴士に決定機があった清水は、20分に先制。乾のパスからカルリーニョス・ジュニオがGKとの一対一を制する。

さらに27分、右CKから宇野禅斗がミドルを決め、2試合連続得点。前半アディショナルタイムにはショートコーナーのクロスから原輝綺がヘディングで叩き込む。

後半も攻撃の手を緩めず、75分には今夏加入のアブドゥル・アジズ・ヤクブが左足で来日初得点。さらにリードを広げるチャンスもあったが、4-0で試合は終了。上位2チームのドローを活かし、首位に返り咲いた。

その他、4位・ファジアーノ岡山(勝ち点42)と8位・ジェフユナイテッド千葉(勝ち点36)の一戦はゴールレスドロー。18位・栃木SC(勝ち点24)との打ち合いを制した5位・レノファ山口FC(勝ち点41)、退場者を出しながら17位・水戸ホーリーホック(勝ち点26)相手に逃げ切った6位・ベガルタ仙台(勝ち点41)がそれぞれ順位を1つ上げている。

◆明治安田J2第26節
▽8/10(土)
水戸ホーリーホック 0-1 ベガルタ仙台
ヴァンフォーレ甲府 3-0 藤枝MYFC
いわきFC 2-1 愛媛FC
横浜FC 0-0 V・ファーレン長崎
清水エスパルス 4-0 ザスパ群馬
ファジアーノ岡山 0-0 ジェフユナイテッド千葉
レノファ山口FC 4-3 栃木SC

▽8/10(日)
《18:00》
ブラウブリッツ秋田 vs 鹿児島ユナイテッドFC

《19:00》
大分トリニータ vs ロアッソ熊本
モンテディオ山形 vs 徳島ヴォルティス

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