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「ソシエダほど信頼を置いていないように感じる」久保建英が自身の日本代表での立ち位置に言及、Jリーグについては「もっと興味を持ってもらう必要がある」

超ワールドサッカー / 2024年8月13日 18時45分

写真:Getty Images

レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英が、日本代表での自身の立ち位置について言及した。

バルセロナのカンテラ育ちの久保。未成年者の移籍問題もありFC東京の下部組織に移籍。スペインでのキャリアを終えたが、その後FC東京のトップチームや横浜F・マリノスでプレー。そして、18歳になりレアル・マドリーへと完全移籍した。

ただ、マドリーでは外国人枠の問題もありプレー機会を得られずにマジョルカ、ビジャレアル、ヘタフェとレンタル移籍を繰り返すことに。すると2022年夏にソシエダに完全移籍。久保はここで大きく羽ばたき、ソシエダの中心選手となると、日本代表にも定着している。

18歳で日本代表デビューした久保はデビュー以降は常に招集を受けているものの、先発に定着しているとは言い難い状況。クラブで結果を残していても、途中出場になるなど、確固たる地位は築けていない。

『フランス・フットボール』のインタビューに応じた久保は、自身の日本代表での立ち位置について言及。クラブほどの信頼を得られていないと感じていたとし、もっと中心となって結果を残したいとした。

「日本代表では思ったほど成長はできていません。選手やスタッフは、レアル・ソシエダほどは僕に信頼を置いていないように感じます」

「他の国では、若い才能に対して、多く信頼が見られます。でも、日本では、あまり僕には賭けてくれません」

「でも、現時点での僕はとても良い時期にあり、代表チームではとても重要な存在になる準備ができていると感じている。僕のことをもっと信頼し始めても良いかなと思います」

「最終的に日本にとって重要なトロフィーを勝ち取ることができるのか。何が起こるのか見てみましょう。本当に成し遂げたいと思っています」

また、久保はJリーグについても言及。日本代表が強くなるには、Jリーグのレベルアップが必要だと語った。

「日本人はヨーロッパのサッカーの方がはるかにレベルが高いと思っているので、より多くのサッカーを観ています。そして、彼らは間違っていません」

「もし、Jリーグがラ・リーガやプレミアリーグのレベルであれば、僕は決して日本を離れることはなかったと思います。国が強くなるには、良いリーグが必要だと思います」

「そのためには、Jリーグはすでにヨーロッパのリーグをモデルにしたカレンダーを作成する必要があると思いますし、そして何よりも人々がJリーグにもっと興味を持ってもらう必要があると思います」

どちらのリーグでもプレー経験がある久保。両者の差は、日常にもあるとした。

「ブラジルやアルゼンチンに行くと、街中でサッカーをしている子どもたちがたくさんいます。そこでは、全ての子どもたちの夢はワールドカップで優勝することです」

「路上で100人の子どもに大きくなったら何になりたいかを尋ねたら、おそらく98人はサッカー選手と答えるでしょう。日本で同じことをしたら3人かもしれません。ほとんどの子どもたちが、サッカーよりもビデオゲームをすることを好みます。それが全ての違いを生むのです」

「ヨーロッパと南米のサッカーの歴史はアジアよりもはるかに強く、長いです。そこで僕たちは争うことができません。でも、僕たちは大きなトーナメントで彼らを倒すことができることもあります」

そんな久保。引退後には、自分の名前を世界で残したいとした。

「とても難しい質問ですね(笑)。先ほど、僕のニックネームを「和製メッシ」と言いましたね。僕が引退した時に望むのは、メッシのように、才能ある子供たちが世界各地に現れた時、「イタリアのタケ・クボ」、「インドのタケ・クボ」、というあだ名がつけられることです。それはみんなが僕を覚えていて、僕が独自の方法でフットボールで名を残すことができたことを意味すると思います」

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