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こんな数字を考えているとだんだん背筋が寒くなってくる夏向けのデータ?!の巻/倉井史也のJリーグ

超ワールドサッカー / 2024年8月16日 13時15分

写真:©超ワールドサッカー

この時期になると、多くのチームが気になってくるのが「残留ラインってどれくらい」ってこと。今年は20チームだし、過去の例は2021年しかないし……これまでだいたいは「試合数×1」が残留ラインってのが認識なんだけど、本当にそれで大丈夫? じゃあ何を基準に考えるか……って、どうも1試合あたりの勝点みたい。

過去、下から三番目のチームがどれくらい平均勝点を取っていたか調べるとこんな感じです。

【2005年】
16位:柏/勝点35/平均1.03点

【2006年】
16位:福岡/勝点27/平均0.79点

【2007年】
16位:広島/勝点32/平均0.94点

【2008年】
16位:磐田/勝点37/平均1.09点

【2009年】
16位:柏/勝点34/平均1.00点

【2010年】
16位:FC東京/勝点36/平均1.06点

【2011年】
16位:甲府/勝点33/平均0.97点

【2012年】
16位:神戸/勝点39/平均1.15点

【2013年】
16位:湘南/勝点25/平均0.74点

【2014年】
16位:大宮/勝点35/平均1.03点

【2015年】
16位:松本/勝点28/平均0.82点

【2016年】
16位:名古屋/勝点30/平均0.88点

【2017年】
16位:甲府/勝点32/平均0.94点

【2018年】
16位:磐田/勝点41/平均1.21点

【2019年】
16位:湘南/勝点36/平均1.06点

【2020年】
16位:清水/勝点28/平均0.82点

【2021年】
18位:大分/勝点35/平均0.92点

【2022年】
16位:京都/勝点36/平均1.06点

【2023年】
16位:G大阪/勝点34/平均1.00点

つまりこの数字を上回れば残留できるかもってことです。で、すべての年を合計して1試合あたりの平均勝点を調べると0.98点。まぁだいたい多くのクラブで言われているように、平均1勝点を取っておけば降格ラインよりもわずかに上ってことでしょうか。

でもね、結構年によって違いがあるじゃないですか。一番下は0.74点だし一番上は1.21点だし。じゃあ、今年がどんな傾向なのか、26試合を終えた時点でトップのチームの勝点がどうだったかというと……。

2005年:G大阪/勝点51
2006年:浦和/勝点58
2007年:浦和/勝点58
2008年:大分/勝点48
2009年:鹿島/勝点50(25試合)
2010年:名古屋/勝点54
2011年:G大阪/勝点54
2012年:広島/勝点50
2013年:横浜FM/勝点51
2014年:浦和/勝点53
2015年:広島/勝点55
2016年:川崎/勝点60
2017年:鹿島/勝点58
2018年:広島/勝点55
2019年:FC東京/勝点52
2020年:川崎/勝点68
2021年:川崎/勝点63
2022年:——/勝点——(26試合で揃わず)
2023年:神戸/勝点52

26試合終了時でトップの町田の勝点が50だから、似ているのは2012年だから降格ラインは平均1.15点。これを38試合にすると勝点43.6だから、やっぱり勝点44はほしいところ。かなり残留ラインは上がるかもしれません。

となるとクリアしてるのは5位の神戸まで。まだまだうかうかできないチームがたくさんあるって、数字が出たのでした。こ、怖〜〜〜。


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