「プレーする準備はできていない」ダニ・オルモは開幕戦欠場、ラ・リーガ初陣を控えるバルサのフリック監督が意気込み「素晴らしい挑戦になる」

写真：Getty Images

バルセロナのハンジ・フリック監督が、自身のラ・リーガデビューを前に記者会見に出席した。

2024-25シーズンのラ・リーガは異例の木曜日開幕。15日に開幕した中、バルセロナは17日にバレンシアとのアウェイゲームでシーズンがスタートする。

毎年恒例となっていた開幕前のジョアン・ガンペール杯では南野拓実擁するモナコ相手に惨敗。心配の声があがる中で、ラ・リーガの初陣に臨むこととなる。
フリック監督は自身の初陣について「バレンシアは非常に良いプレーをしており、私のチームにとってラ・リーガをスタートさせるには素晴らしい挑戦となる。バレンシアでのデビューを楽しみにしている」とコメントした。

今夏も財政問題がついて回ったバルセロナだが、RBライプツィヒからはカンテラ出身のスペイン代表MFダニ・オルモを獲得。すでにファンの前ではお披露目された。

しかし、開幕戦には間に合うことはないとし、欠場を明言した。

「22〜23名の選手が登録されており、明日そのリストを有効化する。ダニ・オルモは登録が完了したとしても、プレーする準備はできていない」

「彼はとても遅くチームに加わった。プレーする選手は全員、100%の状態で、完璧な状態でなければならない」

ユーロ2024でスペイン代表として見事に優勝を経験したダニ・オルモだが、休暇もほとんどない状態で、コンディションに問題がある様子。バルサデビューはお預けとなった。

また、MFペドリについては「彼は特別な選手であり、彼を復帰させたい」とコメント。「後半の選択肢になるかもしれない」と、途中出場させる可能性を示唆。また、父親が刺される事件に巻き込まれたスペイン代表FWラミン・ヤマルについては「プレーすることが可能だ」と、メンタル的にも問題がないことを強調した。


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