南野の今季初ゴールが決勝点！昇格組サンテチェンヌを下したモナコが白星発進【リーグ・アン】

写真：Getty Images

南野拓実の所属するモナコは17日、リーグ・アン第1節でサンテチェンヌと対戦し1-0で勝利した。南野はフル出場、29分に今季初ゴールを記録している。

12日に行われたバルセロナとのジョアン・ガンベール杯を3-0と完勝したアディ・ヒュッター体制2年目を迎えたモナコは、その試合からと同じスタメンを採用。南野は[4-4-2]の右MFで先発している。

昨季リーグ・ドゥ(フランス2部)で昇格プレーオフを制し、1年での1部復帰を果たしたサンテチェンヌに対し、モナコは21分にベン・セギルの縦パスをボックス手前のエンボロがヒールパスで繋ぐと、ゴール前に抜け出した南野がゴールネットを揺らしたが、VARが入りほんのわずかにオフサイドでゴールは取り消しに。

先制のチャンス逃したモナコだったが、29分に再びチャンスを迎える。ヴァンデウソンのロングパスでDFの裏に抜け出した南野が飛び出したGKの上を越すループシュートでゴールネットを揺らすと、直後はオフサイド判定だったものの、VARでゴールが認められた。

迎えた後半、リードするモナコは51分にチャンス。ヤコブスのロングスローからボックス内に抜け出したエンボロのラストパスを供給。これを南野がダイレクトシュートで合わせたが、シュートは絶妙な飛び出しでコースを消したGKラルソンヌルの好セーブに阻まれた。

その後も攻勢を続けるモナコは59分、ショートコーナーを受けたベン・セギルがボックス左から中に切り込むと、イブラヒム・シソコに倒されてPKを獲得。しかし、VARの末にノーファウルと判定され、このPKは取り消された。

拮抗した展開が続くなか、モナコは72分にボアキエの縦パスでボックス右から侵入したダヴィタシュヴィリの折り返しをシソコに流し込まれたが、これは直前のプレーでシソコがオフサイドと判定され、ノーゴールの判定に。

結局、試合はそのまま1-0でタイムアップ。南野の今季初ゴールが決勝点となり、モナコが新シーズンを白星スタートで飾った。

モナコ 1-0 サンテチェンヌ
【モナコ】
南野拓実(前29)