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「残念な結果」、開幕ドロースタートのポステコグルー監督は内容と乖離の結果に繋がったチームの課題を問題視

超ワールドサッカー / 2024年8月20日 8時42分

写真:Getty Images

トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が、シーズンドロースタートとなったレスター・シティ戦を振り返った。イギリス『フットボール・ロンドン』が伝えている。

トッテナムは19日、キング・パワー・スタジアムで行われたプレミアリーグ開幕節のレスター戦を1-1のドローで終えた。

昨シーズンのチャンピオンシップ(イングランド2部)王者を相手に前半は古巣初対戦のMFジェームズ・マディソンを起点に完璧にゲームをコントロール。29分にはそのマディソンのお膳立てからDFペドロ・ポロが先制点を奪取。ただ、以降も相手を圧倒した前半に追加点を奪い切れなかった。

後半も立ち上がりは主導権を握ったものの、前半同様に2点目を仕留め切れずにいると、一瞬の隙から57分にFWジェイミー・ヴァーディに同点ゴールを献上。ここから一変したスタジアムの空気に気圧されたか、相手に主導権を渡すと、選手交代で終盤は押し返したものの、昇格組相手にもったいない形での勝ち点1となった。

同試合後、公式会見に出席したポステコグルー監督は「残念な結果」と多くのチャンスをフイにした一戦に不満げな反応を示した。

「前半は圧倒的だったが、ゴール前で本当に無駄があった。後半も同じようなスタートだった。最初の15~20分は圧倒的だったが、同じく無駄があった」

「1-0なら相手チームに逆転のチャンスが必ずある。それが起こり、15~20分は道に迷った。冷静さを失ってしまった。前線で少し切れ味が欠けていたし、判断が悪く、冷静さを欠いて、全体のフットボールの出来にふさわしい報酬を得られなかったのは本当に残念だ」

「我々にとって、できるだけ早くその点を解決しようとすることが本当に重要だ。なぜなら、パフォーマンスで優位に立つことは重要だが、それを最終結果に反映させなければならないからだ」

また、ボーンマスからの新加入でいきなり先発フル出場となったFWドミニク・ソランケにも言及。いくつかのチャンスで決め切れなかったものの、ほぼぶっつけ本番での新チームでのプレーに対してまずまずの評価を下している。

「彼は良かった。チームのために一生懸命働いてくれた。チャンスも何度かあった。もちろんもっと良いプレーができなかったことに彼はがっかりしているはずだ」

「チーム全員の全体的なパフォーマンスは良かったが、そのパフォーマンスを結果につなげなければ意味がない。昨年も同様の問題を抱えていたが、チームとして次のレベルに到達し、上位チームとの差を埋めるには、この部分を改善する必要がある」

マンチェスター・シティに敗れたチェルシーを除きライバルが開幕白星発進のなかで痛恨の取りこぼしとなったトッテナムは、24日に行われるホーム開幕戦のエバートン戦で今季初白星を狙う。

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