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ハーランドが圧巻ハットトリックでギュンドアン再デビュー祝う! 王者シティが昇格組に4発完勝で開幕2連勝【プレミアリーグ】

超ワールドサッカー / 2024年8月25日 1時17分

写真:Getty Images

プレミアリーグ第2節、マンチェスター・シティvsイプスウィッチ・タウンが24日にエティハド・スタジアムで行われ、ホームのシティが4-1で逆転勝利した。

チェルシーとの開幕戦をクラブ通算100試合出場となったハーランドのメモリアルゴール、コバチッチの恩返しゴールによって2-0の完勝を収めた王者シティ。ホーム開幕戦となった今節は、ここに来て積極補強を敢行する昇格組イプスウィッチ相手に連勝を狙った。

グアルディオラ監督はその開幕戦と全く同じスタメンを継続したが、バルセロナから電撃復帰したギュンドアンがフォーデンらと共に早速ベンチに入った。

普段通りに立ち上がりから押し込んだシティだったが、一瞬の隙を突かれて思わぬ形で先制点を奪われる。

7分、イプスウィッチは自陣からのロングカウンターでベン・ジョンソンのスルーパスに反応して中央を抜け出したシュモディクスがボックス付近で右足シュート。これはGKエデルソンが触ったが、勢いを失わずにゴール方向に向かったボールがそのままゴールラインを割り、今季2戦目にして待望のチーム初ゴールとなった。

ホームで格下相手に先制点を奪われたシティだったが、これで完全に目が覚めた王者は一気にギアを上げて瞬く間に試合を引っくり返した。

まずは12分、ボックス右の際どい位置でDFデイビスと交錯したサヴィオがオンフィールド・レビューの末にPKを獲得。キッカーのハーランドがこれを冷静に左隅へ蹴り込み、2試合連続ゴールとした。

さらに、直後の14分には相手のビルドアップの局面でGKムリッチに圧力をかけたサヴィオがボールを突くと、こぼれに反応したデ・ブライネが無人のゴールへ左足シュートを流し込んで逆転に成功。続く16分にはデ・ブライネの絶妙な縦パス一本で完璧に背後を取ったハーランドがボックス付近で飛び出したGKを左にかわして無人のゴールへ左足シュートを流し込み、一気に突き放した。

この連続ゴールによって完全に主導権を握ったホームチームはゲームをコントロールしながら、動揺が見受けられる相手にトドメを刺すべく攻勢を仕掛けていく。前半半ば過ぎにはボックス中央のリコ・ルイス、デ・ブライネのミドルシュートでゴールに迫るが、いずれのシュートもクロスバーに阻まれた。

その後も4点目は奪い切れずも危なげなく進めたシティは3-1のスコアで試合を折り返した。

迎えた後半、シティは立ち上がりにアクシデント発生。接触プレーの際に腰か背中を痛めたコバチッチがプレー続行不可能となり、ストーンズを同じ中盤の底に投入した。

グアルディオラ監督としては早い時間帯に4点目を奪って主力を下げたいところだが、落ち着きを取り戻したイプスウィッチも簡単にゴールを割らせない。65分にはセットプレーからハーランドにハットトリックのチャンスが訪れるが、決定的なヘディングシュートはGKムリッチの見事なワンハンドセーブにはじき出された。

やや試合が膠着するなか、70分過ぎにはドクとサヴィオの両翼に代えてグリーリッシュと共にギュンドアンがピッチに送り込まれると、エティハドに集ったシティズンズから元キャプテンに惜しみない拍手が送られた。

その後、試合終盤に向けてもうひと盛り上がりがほしいとスタジアムに集まった多くのファンが考えていたなか、怪物ストライカーがその期待にしっかりと応える。88分、ペナルティアーク付近で足元に収めたハーランドが鮮やかな左足反転シュートをゴール右下隅に突き刺し、今季初のハットトリックを達成した。

そして、ハーランドのハットトリックにギュンドアンの帰還とホーム開幕戦でしっかりとトピックを作った王者シティが開幕2連勝を達成した。

マンチェスター・シティ 4-1 イプスウィッチ
【マンチェスター・シティ】
アーリング・ハーランド(前12【PK】、前16、後43)
ケビン・デ・ブライネ(前14)
【イプスウィッチ】
サミー・シュモディクス(前7)

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