エイブラハム、ウェストハムへのレンタル移籍が目前… 約35～37億円の買取義務が付帯か

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ローマの元イングランド代表FWタミー・エイブラハム(26)は、ウェストハム移籍が間近に迫っているようだ。イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じている。

エイブラハムはチェルシー時代の2019-20シーズンにプレミアリーグ15得点を記録するなど活躍。安定した出場機会を求めて21-22シーズンからローマに完全移籍すると、主力としての地位を確保していた。

しかし、2023年6月に左ヒザ前十字じん帯を断裂。この大ケガによって昨シーズンの大半を棒に振ってしまうと、終盤に復帰したものの公式戦12試合1得点1アシストの成績に終わった。

ミランなどからの関心も取り沙汰された中、今季もローマの一員としてこれまでリーグ戦2試合にベンチ入りしているエイブラハムだが、今夏の移籍市場で大型補強を敢行するウェストハムへ移籍する模様。

『コリエレ・デッロ・スポルト』によれば、ウェストハムはエイブラハムを買い取り義務付きのレンタル移籍で獲得することで合意に近づいているという。なお、オプションを行使する際の移籍金は2200～2300万ユーロ(約35億5000万円～37億円)になる模様だ。

また、イタリア『スカイ』もエイブラハムがすでにウェストハムと年俸についての話し合いを行っており、移籍に近づいていると報じている。