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マドリー、20本以上のシュートを放つも開幕連敗のラス・パルマスと痛恨ドロー…【ラ・リーガ】

超ワールドサッカー / 2024年8月30日 6時37分

写真:Getty Images

レアル・マドリーは29日、ラ・リーガ第3節でラス・パルマスと対戦し1-1の引き分けに終わった。

4日前に行われたラージョ・バジェカーノ戦を3-0で完勝したマドリーは、その試合からスタメンを4人変更。ロドリゴやギュレル、カルバハルらに代えてモドリッチやブラヒム・ディアス、ルーカス・バスケスらをスタメンで起用。最前線にムバッペ、2列目に右からブラヒム・ディアス、モドリッチ、ヴィニシウスを据えた[4-2-3-1]の布陣で臨んだ。

開幕連敗を喫したラス・パルマスに対し、マドリーは開始早々に失点する。5分、バイタるエリア左手前でパスを受けたマクバーニーがボックス左角付近まで切り込みラストパス。斜めに走り込んだモレイロが巧みなタッチでDFミリトンをかわしゴール右隅にシュートを流し込んだ。

先制を許したマドリーだが、徐々に押し込む時間を増やすと25分に決定機。ペナルティアーク内でヴィニシウスがDFスアレスに倒されてFKを獲得すると、このFKで味方がズラしたボールをバルベルデが狙ったが、これはGKシレッセンの好セーブに阻まれた。

さらにマドリーは、38分にも敵陣中盤でボールを受けたリュディガーがバイタルエリア手前からミドルシュートでゴールを脅かしたが、これもGKシレッセンのセーブに防がれ、前半は0-1で終了した。

迎えた後半、マドリーはブラヒム・ディアスとF・メンディを下げてロドリゴとフラン・ガルシアを投入。すると55分、敵陣でボールを受けたムバッペがペナルティアーク手前からミドルシュート。さらにGKシレッセンが弾いたボールをヴィニシウスが頭で詰めたが、これはゴール左に外れた。

その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すなか、マドリーは67分にチャンス。チュアメニのロングパスをボックス右で受けたルーカス・バスケスがトラップで縦に侵入。マイナスの折り返しに反応したヴィニシウスのシュートはミートしきれなかったが、こぼれ球をギュレルが右足で狙うとDFスアレスの左手に当たり、主審がPKを宣告。このPKをヴィニシウスが冷静にゴール右に決めた。

試合を振り出しに戻したマドリーは、86分にヴィニシウスを下げてエンドリッキを投入。しかし、再びネットを揺らしたのはラス・パルマス。88分、敵陣中盤で獲得したFKからフステルがボックス内へロングパスを供給すると、ハイメ・マタが頭で落としたボールをロサダが右足でゴールに叩き込んだが、これはマタのオフサイドを取られ、ゴールは取り消された。

結局、試合はそのまま1-1でタイムアップ。20本以上のシュートを放ったマドリーだが、最後まで勝ち越しゴールを奪えず。今季初の連勝はお預けとなった。

ラス・パルマス 1-1 レアル・マドリー
【ラス・パルマス】
アルベルト・モレイロ(前5)
【レアル・マドリー】
ヴィニシウス・ジュニオール(後24[PK])

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