「日本は本当に強い」前回はオマーンを引いて日本に勝利、中国を率いるイバンコビッチ監督が初戦へ意気込み「勇敢に戦うことが重要」
超ワールドサッカー / 2024年9月4日 19時42分
4日、2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選に臨む中国代表が、日本代表戦を前に記者会見を行った。
2次予選ではグループCに入っていた中国。韓国代表、タイ代表、シンガポール代表と同居した中、タイと勝ち点で並びながらもグループ2位通過を果たしていた。
カタールW杯に向けた最終予選でも日本と対戦した中国。今大会は出場国が増えたこともあり、中国としても2002年の日韓W杯以来2度目の本大会出場を目指して戦うこととなる。
その中国を率いるのはブランコ・イバンコビッチ監督。前回大会はオマーン代表を指揮して最終予選初戦で日本に勝利した名将だ。
今回も最終予選で日本と対戦する中、「今のところのトレーニングは上手くいっているし、記者会見の後に公式練習ができることを嬉しく思っている。まず中国代表としてアジアの3次予選に進むことができて大変嬉しく思っている。日本は強い相手でしっかり準備しなければいけない。1998年から日本には注目している。明日は良い結果を残したいと思っている」と、日本戦での勝利を目指して戦うとした。
日本代表についてもしっかりと分析済み。「日本はアジアのトップのチームの1つであるだけではなく、世界でもトップの国の1つ。カタールW杯でも良い結果を残した」と語り、「選手たちがアーセナル、バイエルン、ブライトン、モナコ、リバプールでプレーしていることも知っている。日本は本当に強いチームなので、明日のピッチでのパフォーマンスも良いと思う。我々はチャレンジになるが、しっかりと戦いたいと思う」と、強敵と認めながらも、しっかりと戦っていくと語った。
前回大会も日本に勝利しているイバンコビッチ監督だが、1998年のフランスW杯ではクロアチア代表のアシスタントコーチとして日本に勝利。2003年にはイラン代表の監督としても勝利している。
日本との対戦では結果を残しているイバンコビッチ監督は、勝利のカギについて語った。
「確かに日本代表との試合の経験が豊富にある。ただ、日本も1998年以来大きく成長しており、ジーコ監督時代以来から多くの選手が伸びていると思う」
「選手たちが明日のピッチでトレーニングで培った技術や理解したことをしっかりと本番で実践すること。そして勇敢に戦うことが重要だと思う」
イバンコビッチ監督にとっては、2大会連続で最終予選で日本相手に勝利なるか。試合は5日(木)の19時35分に埼玉スタジアム2002でキックオフを迎える。
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