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大勝するとそのあと勝てないの法則って成り立ってるんですかね?!の巻/倉井史也のJリーグ

超ワールドサッカー / 2024年9月7日 14時0分

写真:©︎J.LEAGUE

日本代表戦を前にビックリした人も多かったんじゃないですか? ルヴァンカップ準々決勝、横浜FM6-1札幌、新潟5-0町田って、こんなに大差の付いた試合って準々決勝である? でもってもしあったとしたら大差を付けて勝ったチームが優勝してるんじゃないですか? でも、大勝するとそのあと勝てない、なんて話もありますけど。

とか、こういう手間のかかる調べ物するかわりに「SNSではこんな意見が!!」ってやるほうが受けそうな気がするんですけど、編集部どうでしょうか?(編集部:ダメです)

ええ……そうですか。じゃあ調べちゃいますよ。リーグカップ戦って毎年やり方が変わってきたので、リーグ戦の合間、9月のゲームでどうだったか調べたほうが今回のケースと似てくると思うのでJ1リーグが18チーム構成になった2005年以降を調べてみると……。


・2011年 2回戦第1戦 横浜FM 4-0 川崎
(第2戦は川崎 3-2 横浜FMながら、横浜FMが次のステージへ)

・2013年 準決勝第1戦 柏 4-0 横浜FM
(第2戦は横浜FM 2-0 柏ながら、柏が決勝進出)

・2015年 準々決勝第1戦 新潟 5-0 浦和
(第2戦は浦和 3-0 新潟ながら、新潟が準決勝進出)

・2016年 準々決勝第2戦 浦和 4-0 神戸
(第1戦も 神戸 1-2 浦和だったため、浦和が準決勝進出)

・2016年 準々決勝第2戦 G大阪 6-3 広島
(第1戦は広島 1-1 G大阪だったため、G大阪が準決勝進出)

・2017年 準々決勝第2戦 FC東京 1-5 川崎
(第1戦も川崎 2-0 FC東京だったため、川崎が準決勝進出)

・2018年 準々決勝第1戦 G大阪 0-4 横浜FM
(第2戦も横浜FM 3-1 G大阪で、横浜FMが準決勝進出)

・2020年 準々決勝 神戸 0-6 川崎
(川崎が準決勝進出)

・2021年 準々決勝第2戦 G大阪 0-4 C大阪
(第1戦はC大阪 0-1 G大阪で、C大阪が逆転で準決勝進出)

・2022年 準決勝第2戦 浦和 0-4 C大阪
(第1戦はC大阪 1-1 浦和だったため、C大阪が決勝進出)

 で、歴代リーグカップ戦の勝者は

2005年 千葉
2006年 千葉
2007年 G大阪
2008年 大分
2009年 FC東京
2010年 磐田
2011年 鹿島
2012年 鹿島
2013年 柏
2014年 G大阪
2015年 鹿島
2016年 浦和
2017年 C大阪
2018年 湘南
2019年 川崎
2020年 FC東京
2021年 名古屋
2022年 広島
2023年 福岡

って、9月の試合で大勝した10チームのうち、優勝したのは2013年柏、2016年浦和の2チームだけ。ってことは今年横浜FMか新潟が優勝すれば3チーム目!! ってまだ決まってないんですけどね。

ということで、代表戦に押されてるけどリーグカップももう少しで優勝決まるところまで来てるんです。どうかお忘れなく!!

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