「試合数が明らかに間違っている」「何かができるのは選手たちだけ」チェルシー指揮官も増大する試合数問題に言及、選手たちの訴えには「良い出発点」と今後の変化に期待
超ワールドサッカー / 2024年9月21日 11時25分
チェルシーのエンツォ・マレスカ監督も、増大していく試合数への考えを語った。イギリス『BBC』が伝えた。
今シーズンからチェルシーを指揮するマレスカ監督。チーム内の刷新を行い、今季も多くの選手を迎え入れたが、開幕から4試合で2勝1分け1敗と好スタートを切れたとは言えない状況だ。
そのチェルシーは21日に第5節でウェストハムとのロンドンダービーを控えているが、最近大きく騒がれているのが選手たちの試合数問題。17日にマンチェスター・シティのスペイン代表MFロドリが「選手たちがストライキに突入する寸前だ」とコメント。あまりにも多い試合数への問題提起を明確にすると、それに同調する選手たちも多数現れている。
バイエルンのヴァンサン・コンパニ監督は「上限を設けるべき」と、選手個人が1年間でプレーできる試合数の上限を定めれば、強制的に休暇を取らせることが可能になると提言。シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は「選手たちが主導する必要がある」と、これまで監督たちが訴えても何も変わらない状況を受け、試合に必要不可欠な選手が動くことが大事だと見解を示した。
そんな中、マレスカ監督もこの問題について言及。試合数の多さに苦言を呈し、グアルディオラ監督同様に、選手たちが動くことが大事だとした。
「我々は選手たちを守れていないと思う。試合数が明らかに間違っている」
「何かができるのは選手たちだけだ。我々は彼らを助けることができるだろう」
「ここ2週間、何人かの選手たちが自分たちの考えを説明してくれたと思う。これは良い出発点だろう。ストライキは彼らにとって良いアイデアかもしれないと言った選手もいた」
FIFPRO(国際プロサッカー選手会)は、国際サッカー連盟(FIFA)に対して法的措置を取ると発表。選手の健康面を含めて年間50〜60試合が限度だと考えている。
また、シーズン自体も長くなり、クラブW杯決勝は7月13日まで。1カ月以上シーズンが長くなるクラブが出てくるだけに、負担は大きく、1カ月後にはシーズンが開幕するという異常なスケジュールとなっている。
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