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J1昇格は持ち越しも横浜FCが首位返り咲き! 辛くもドローの清水が2位転落、3位長崎はピースタ初陣大勝で昇格阻止【明治安田J2第34節】

超ワールドサッカー / 2024年10月6日 17時41分

6日、明治安田J2リーグ第34節の7試合が各地で行われた。

状況によってはJ1自動昇格の2位以内が決まる首位清水エスパルス(勝ち点72)。15位水戸ホーリーホック(勝ち点39)とのアウェイゲームに臨んだ。

先制したのはワンチャンスをものにした水戸。23分、ショートカウンターから大崎航詩がシュートに持ち込むと、清水DFのブロックでコースが変わりながらネットを揺らした。

さらに38分、右クロスに中島大嘉が合わせて水戸が追加点。2点ビハインドで折り返した清水だったが、後半頭の2枚替えが功を奏し、途中出場のドウグラス・タンキのキープから北川航也が反撃の1点を決める。

さらに82分、こちらも途中出場の矢島慎也がボックス内で収めてから強烈なシュート。2点を返して追いついた清水だったが逆転はならず、J1昇格決定は持ち越しとなった。

同じく2位以内確定の可能性がある2位横浜FC(勝ち点71)は、19位鹿児島ユナイテッドFC(勝ち点26)とのホームゲーム。16分、横浜FCは直接FKの2次攻撃から左クロスが上がり、ジョアン・パウロがシュート。ディフレクトしたボールを小川慶治朗が押し込んだ。

後半も複数の決定機を作った横浜FCだが、追加点はなく試合終了。勝ち点で清水を「1」上回り首位へ返り咲いた。

清水と横浜FCの今節昇格を阻みたい3位V・ファーレン長崎(勝ち点60)は、新たな本拠地PEACE STADIUM Connected by SoftBankのこけら落としにもなった今節。17位大分トリニータ(勝ち点36)を迎えると、24分にオープニングゴール。大分GKのパスをカットしたマテウス・ジェズスがそのまま流し込んだ。

33分には左CKにヴァウドが合わせて追加点。後半序盤にもマルコス・ギリェルメのゴールが決まり、3点差に広げる。

後半終盤にはペレイラに1点を返されるが、後半アディショナルタイムに笠柳翼がダメ押しの4点目。ピースタ初陣を4-1の大勝で終え、清水と横浜FCの昇格決定を阻止している。

その他、試合終了間際のPK阻止もあった10位ブラウブリッツ秋田が6位ベガルタ仙台に完封勝利し、9位へ浮上。横浜FCに敗れた19位鹿児島はJ3降格圏フィニッシュが決まる可能性もあったが、残留ラインに位置する大分の敗戦により望みを繋いだ。

◆明治安田J2第34節
▽10月6日(日)
横浜FC 1-0 鹿児島ユナイテッドFC
ロアッソ熊本 1-2 徳島ヴォルティス
栃木SC 1-1 愛媛FC
V・ファーレン長崎 4-1 大分トリニータ
モンテディオ山形 2-0 レノファ山口FC
水戸ホーリーホック 2-2 清水エスパルス
ベガルタ仙台 0-1 ブラウブリッツ秋田

▽10月5日(土)
ジェフユナイテッド千葉 1-0 ザスパ群馬
ヴァンフォーレ甲府 3-1 ファジアーノ岡山
藤枝MYFC 1-1 いわきFC



【動画】横浜FCを首位浮上に導いた小川慶治朗の先制点!


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