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ルケバキオのPK弾で逃げ切ったセビージャがヘスス・ナバスのラストダービーを勝利で飾る!【ラ・リーガ】

超ワールドサッカー / 2024年10月7日 3時40分

写真:Getty Images

ラ・リーガ第9節のセビージャvsレアル・ベティスの“セビージャ・ダービー”が6日にサンチェス・ピスフアンで行われ、1-0でセビージャが勝利した。

ここまで2勝と不安定な戦いを続けるセビージャは前節、アスレティック・ビルバオとのアウェイゲームを劇的オウンゴールで1-1のドロー。2試合負けなしでホーム開催のダービーに臨んだ。年内で引退を表明しているヘスス・ナバスはベンチスタートとなった。

一方、ミッドウィークにヨーロッパ・カンファレンスリーグでレギア・ワルシャワと対戦したベティスは、中2日での大一番では先発8人を変更。ヴィトール・ロッキやアブデ、好調のロ・チェルソらを先発で起用した。

試合はセビージャが早い時間にネットを揺らす。10分、カルモナのパスでボックス右深くまで侵入したアグメのマイナスに折り返すと、ボックス内に走り込んだカルモナがダイレクトシュート。これはゴール前のDFにブロックされたが、こぼれ球をボックス左のエジュケがゴール右に突き刺した。

このゴールでセビージャの先制かと思われたが、VARの介入の末にアグメのオフサイドが認められ、ゴールは取り消された。

前半半ば以降は球際でバチバチとやり合うダービーらしい展開が続くと、互いになかなか決定機までボールを運ぶことができず時間が経過。結局、前半はゴールレスで終了した。

互いに選手交代なしで臨んだ後半、先にチャンスを迎えたのはホームチーム。47分、敵陣中盤で獲得したFKからグデリが右クロスを供給すると、ボックス左のアグメが頭で折り返したボールがDFベジェリンの左手に直撃。主審はPKを宣告し、VARの末にPKが確定。キッカーのルケバキオは冷静にシュートをゴール右に決めた。

その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すなか、セビージャは72分にロメロを下げてセビージャ・ダービー最多28度目の出場となるヘスス・ナバスをピッチに投入された。

するとセビージャは82分、自陣でのボール奪取からロングカウンターを仕掛ける。スソの絶妙なロングパスで左サイドを抜け出したエジュケがボックス手前まで切り込みラストパス。しかし、これを受けたルケバキオのシュートはわずかにゴール左に外れた。

試合終盤の89分に2枚目のイエローカードを受けたタンギ・ニアンズが退場処分となったセビージャに対し、数的優位となったベティスは猛攻を仕掛けたが、最後までゴールは奪えず。

結局、ルケバキオのPK弾で逃げ切ったセビージャが、現カピターノであるヘスス・ナバスのラストダービーを勝利で飾った。

セビージャ 1-0 レアル・ベティス
【セビージャ】
ドディ・ルケバキオ(後5[PK])

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