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オランダのレジェンドがアルジェリアで急逝…クライフらとプレーしたニースケンス氏が73歳で帰らぬ人に

超ワールドサッカー / 2024年10月7日 23時50分

写真:Getty Images

オランダ代表のレジェンドとして知られ、ヨハン・クライフ氏と共にプレーしたヨハン・ニースケンス氏が他界した。73歳だった。

オランダサッカー協会(KNVB)は7日、ニースケンス氏の死去を発表。KNVBのワールドコーチプロジェクトでアルジェリアに滞在していたが、帰らぬ人となったという。

KNVBは「この喪失の大きさと突然さは言葉では言い表せません。我々は彼の妻であるマルリス、彼の子供たち、家族、友人たちにお悔やみを申し上げます」としている。

クライフ氏とファーストネームが同じことから「もう1人のヨハン」と呼ばれたニースケンス氏は、アヤックスやバルセロナで活躍。またアメリカでも長らくプレーし、元西ドイツ代表DFフランツ・ベッケンバウアー氏と共にニューヨーク・コスモスでもプレー。リーグ優勝も経験した。

アヤックス時代には1970-71シーズンからチャンピオンズカップ(現:チャンピオンズリーグ)を3連覇。1971-72、1972-73シーズンはエールディビジ連覇に貢献していた。

オランダ代表としてもクライフ氏と共にプレーし、49試合で17ゴールを記録。1974年の西ドイツ・ワールドカップ(W杯)で準優勝、1978年のアルゼンチンW杯にも出場していた。

晩年をスイスで過ごすと、引退後はスイスでそのまま指導者に。オランダ代表のアシスタントコーチや、NECナイメヘンの監督を務めると、オーストラリア代表、バルセロナでアシスタントコーチを務めたこともあった。


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