ロナウジーニョ氏がアメリカ3部クラブを買収
超ワールドサッカー / 2024年10月11日 7時15分
フットボール界のレジェンドである元ブラジル代表FWのロナウジーニョ氏が、アメリカの3部クラブのオーナーとなった。
現役時代にバルセロナやミラン、パリ・サンジェルマンで活躍し、バロンドールにも輝いたロナウジーニョ氏。
現役引退後は古巣バルセロナでグローバルアンバサダーなどを務める一方、指導者やフロントといった仕事には就かず、フットボールと一定の距離を保ちながら悠々自適に暮らしている。
そのスーパースターは以前からアメリカのスポーツに関心を示していたが、このたび実弟ロベルト・アシス氏と共にUSLリーグ1(アメリカ男子3部)、USL Wリーグ(アメリカ女子プレプロ)に属するグリーンビル・トライアンフとグリーンビル・リバティの2クラブのオーナーグループに加わることになった。
今回の買収に際してロナウジーニョ氏は以下のコメントを残している。
「グリーンビル・トライアンフとリバティは、男子と女子のユースアカデミーチームを通じてユースのプレーを重視しており、トライアンフのプロチームとリバティのプレプロチームの競争力は素晴らしい」
「私と私たちのグループにとって、これはあらゆる年齢とレベルでサッカーの成長をサポートし、国際的な存在感とユニークな文化の融合を重視するコミュニティの一員となるチャンスだ」
一方、実質的に運営に携わる形となる弟のロベルト・アシス氏は「グリーンビルを訪問し、トライアンフとリバティの上級スタッフと会った際、美しく、温かく、歓迎的なコミュニティに魅了された」、「今度のワールドカップの主要都市であるアトランタに近いため、ここはアメリカにおけるスポーツの継続的な拡大にとって重要な地域です」と、今回の買収の意図について説明している。
なお、グリーンビル・トライアンフは、現在USLリーグ1で4位に位置するが、アメリカのトップリーグであるメジャーリーグ・サッカー(MLS)は昇降格がなく、現時点では新規参入を除きトップリーグに到達する道はない。
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