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「触発されているというより吸収したい」サウジアラビア戦で身体の強さを見せつけた上田綺世、ゴールのFW小川航基との関係に「学んでトライする良い機会」

超ワールドサッカー / 2024年10月13日 22時50分

写真:©超ワールドサッカー

日本代表のFW上田綺世(フェイエノールト)が、改めてサウジアラビア代表戦の戦いを振り返った。

13日、オーストラリア代表との2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選に向けて準備を進める日本代表。試合会場である埼玉スタジアム2002でのトレーニングは、冒頭15分間がメディアに公開された。

サウジアラビア相手にアウェイで初ゴールを奪い、初勝利を収めた日本。予選3連勝で帰国し、良い状態でオーストラリアをホームに迎える。

サウジアラビア戦では1トップで先発した上田。ゴールこそなかったが、前線で体を張ったプレーで時間を作るなど、積極的に攻撃を組み立てていた。

トレーニング後、メディアの取材に応じた上田。改めてサウジアラビア戦での前線でのボールキープについては「ビルドアップの戦術もやっていますし、技術ある選手もたくさんいますけど、体を張るとか、マイボールにするというのは準備はしています」と、意識してやっていることだという。

特にGK鈴木彩艶(シント=トロイデン)からのロングキックをしっかりと収めるプレーが目立った。上田は「戦術的にやっているわけではなく、彩艶と僕の状況判断。チームとしては割り切った手段も大事だよねというのはあります」と、2人の状況判断によるものだとし、「意思疎通はしていますし、選択肢の1つとしてはありますけど、狙ってやっているのではなくて、状況に合わせてという感じです」と、積極的に使っている戦い方というわけではないようだ。

とはいえ、長いボールを蹴ることができる鈴木のキック力については「僕もあんなに飛んでくるとは思っていなかったので、ビックリはしました」と、上田も驚き。「バウンドしてくれれば、こっちとしてもやりやすいです。GKにさえ行かなければという感じですね」と、自分の前でバウンドしてくれるボールは収めやすいとし「バウンドしていたらオフェンス側も五分以上で戦えると思うので、そこまでボールを伸ばしてくれればと思います」と、ポイントを語った。

また、シャドーに起用されたMF鎌田大地(クリスタル・パレス)とMF南野拓実(モナコ)とのプレーも良く、特に南野とはスムーズにプレーしていた。

「お互いどういうプレーヤーで、チームの戦術に対してどういうプレーをするのかというが分かっているのは大きいです」と、相互理解が深まっているという上田。「もちろん試合前に喋ったり、試合中に喋って合わせることはありますけど、それだけじゃなく、彼のプレースタイルやどういうプレーが好きということは理解していますし、してもらっていると思います」と、長らく代表で一緒に戦ってきたことがつながっているとした。

一方で、1トップのライバルでもあるFW小川航基(NECナイメヘン)がサウジアラビア戦では貴重な追加点を記録した。ただ、上田は触発されているという感覚ではないという。

「僕はあまりそういう感覚はなくて、各FWに良い点を取る手段を持っていて、それを見て学べることは学んでトライする良い機会だと思います。セットプレーから点を取ることは僕はなかなかできないので、聞いたりしています。触発されているというより吸収したい感じです」と、小川から盗めるものを自分に取り込んでいく意識があるとした。

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