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八百長容疑ベンフィカに優勝争いのライバルが損害賠償請求も? 現職ルイ・コスタの前任会長を主犯格として検察が告発

超ワールドサッカー / 2024年10月16日 21時25分

写真:Getty Images

贈収賄および八百長の疑いでベンフィカが告発されたことを受け、ポルトがベンフィカへの損害賠償請求の検討に入ったようだ。ポルトガルやオランダのメディアが伝える。

ポルトガル1部で歴代最多の優勝38回を誇るベンフィカに対し、歴代2位の優勝30回ポルトが損害賠償請求へ…。

どういうことかというと、2016〜19年にかけ、ベンフィカが当時ポルトガル1部のヴィトーリア・セトゥーバルに対して不正な金銭的利益を与えた疑い、また「ベンフィカvsヴィトーリア」で八百長が複数回行われた可能性もあるとして、ポルトガル検察がクラブを告発した。

本件、検察はベンフィカに対し、罰金90万ユーロ(約14.6億円)および6カ月〜3年間の国内大会からの除外を求めており、主犯として、2021年に資金洗浄で逮捕されたルイス・フィリペ・ヴィエイラ前会長を挙げているという。

ベンフィカは2016~19年の間に、15-16シーズン、16-17シーズン、18-19シーズンとポルトガル1部を制覇。当該シーズンで優勝を逃したポルトが、これを不当な結果だとしてベンフィカへの損害賠償請求を検討、という構図だ。

ベンフィカ側は、前会長の逮捕を受けた会長選挙で当選したマヌエル・ルイ・コスタ会長が現職。往年の名手は本件と直接的な関係がなく、起訴されることもないが、ポルトガル法廷で証言する必要があるとのことだ。

クラブは検察による告発を「根拠のないもの」として全面否定している。なお、ポルト側は元指揮官のアンドレ・ビラス=ボアス氏が今年5月から第32代会長を務めている。

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