ベッカムは古巣ユナイテッドで辣腕発揮のラトクリフ氏を支持…「クラブの運営方法や決定について新たな視点が必要」
超ワールドサッカー / 2024年10月17日 23時0分
マンチェスター・ユナイテッドOBであるデイビッド・ベッカム氏が、古巣の変革に向けて改革を断行中のジム・ラトクリフ卿を支持している。
昨年、ユナイテッドの共同オーナーとなったラトクリフ氏率いる『INEOS』は積極的な補強を行いつつ、数々の改革を進めている。その傍らで大幅なコストカットにも着手し、250人ものスタッフを解雇。さらに、クラブの伝説的指揮官である、サー・アレックス・ファーガソン氏との有償のアンバサダー契約を今シーズン限りで打ち切る決断を下したことが波紋を呼んでいる。
そんななか、ベッカム氏はユナイテッドとイングランド代表の元同僚であるリオ・ファーディナンド氏のポッドキャスト『リオ・ファーディナンド・プレゼンツ』でラトクリフ氏について言及。以前からの友人である同氏の変革を支持する姿勢を示している。
「ユナイテッドのファンとして言えば、多くの人がクラブには変化が必要だと言っていたと思うし、クラブの運営方法や決定について新たな視点が必要だ」
「私はジム(ラトクリフ)が本当に好きだ。長年、共通の友人数名と何度か彼に会ったことがあるが、彼はファンであり、もちろん素晴らしいビジネスマンでもあり、最高かつ最大のビジネスマンの一人だと思う。しかし、もっと重要なのは、ファンが彼が気にかけていることに気づいていることだと思う。それが大きな部分を占めていると思う」
その一方で、そういった急速な変化をもってしても赤い悪魔がかつての栄光を取り戻すには、それ相応の時間が必要であると現実的な見通しを示す。
「明らかにファンは長年にわたりリーダーシップへの信頼を失っていたが、彼は自分がやりたいこと、作りたいものを本当に気にかけている。したがって、うまくいけば状況は変わるはずだが、こうしたことは時間がかかる」
「我々は長年ユナイテッドのファンとしてかなり忍耐強くやってきたと思うが、古き良き時代を取り戻したいと思っている。我々はあの頃に戻りたい。そして、早く戻れば戻るほど良いね」
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