「16チームで開催すべき」選手から悲鳴あがる試合数増加、ピケ氏は見解を語る「試合数は減らされるべき」
超ワールドサッカー / 2024年10月17日 22時15分
選手たちからの訴える声が日に日に高まっている過密日程と試合数増加の問題。バルセロナやスペイン代表でプレーしたジェラール・ピケ氏が自身の見解を語った。スペイン『アス』が伝えた。
予てから各クラブの監督は選手の試合数の多さに苦言を呈し、代表活動も含めての年間試合数が60試合を超えることも多々ある状況。一方で、ケガのリスクが高まり、実際に重傷を負う選手も増えている状況だ。
その動きはさらに加速しており、2024-25シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)、ヨーロッパリーグ(EL)の大会方式が変更となり、試合数が少なくとも2試合増加。加えて、シーズン終了後には国際サッカー連盟(FIFA)が主催するクラブ・ワールドカップが新フォーマットとなり、最大で7試合を戦うことに。ビッグクラブにとっては、年間の試合数が10試合ほど増えることとなる。
これまでは監督からの訴えが多かったが、ここにきて選手たちからも悲鳴が。収入のために大会を増やし、試合を増やすことで、選手声明を削られる行為に不満を示している。
そんな中、ロンドンで行われたリーダーズウィークに参加したピケは、各国のリーグ戦のチーム数を減らせば良いとコメントしている。
「試合数は減らされるべきだ。全てのリーグに電話し、20チームではなく16チームでリーグを開催すべきだと伝えるべきだ」
「試合が多すぎた結果、選手たちが『僕たちはケガをしている』と叫んでいるのが目に入ってくる。3日ごとに試合があり、夏にも休む暇はない」
また、試合数が増えている声がある中で、その試合数を増やしているUEFA(欧州サッカー連盟)とFIFAにもメッセージを送った。
「UEFAの関係者に聞きたいのだが、なぜ彼らがこの難しいネーションズリーグを創設したのだろうか?」
「そして、私はFIFAに対し、彼らが作ったクラブ・ワールドカップを今すぐ開催するように言いたい。より多くの収入を生み出したいのは理解しているが、サッカーの利益のためには、試合数は少なくても、よりプレミアムでよりエクスクルーシブな体験を提供する方がはるかに良いと思う」
「その方が大衆を楽しませるのが簡単であり、選手たちの試合も少なくなる」
選手側の意見に賛成しているピケ氏。誰一人として試合数増加を望んでいないようだが、どうなっていくのだろうか。
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