町田が執念で1pt掴むも逆転優勝さらに遠のく…柏は4戦無敗【明治安田J1第34節】
超ワールドサッカー / 2024年10月19日 16時20分
明治安田J1リーグ第34節の1試合が19日に三協フロンテア柏スタジアムで行われ、柏レイソルvsFC町田ゼルビアは1-1の引き分けに終わった。
16位で残留争いの真っ只中だが、ここ3試合連続で無失点の柏は手塚康平がボランチの一角に。ここにきて初連敗を喫し、J1初挑戦初優勝へ正念場の3位町田はドレシェヴィッチ、バスケス・バイロン、藤尾翔太、オ・セフンが先発した。
柏が攻守に出足鋭く立ち上がり、13分にマテウス・サヴィオのボール奪取からボックス左の木下が至近距離から左足で襲いかかる。対する町田は30分に右CKからオ・セフンが持ち前の長身を生かしたヘッドを放っていく。
半ばも一進一退の攻防が続くなか、町田は37分にドレシェヴィッチの浮き球パスを藤尾が右足ダイレクト。さらに高く浮かび上がったボールをオ・セフンが頭で押し込みにかかる決定的なシーンがあったが、ゴールを割れず。
後半の入りから押し込む形を作る町田だが、柏も徐々に押し返し、59分に左サイドからのクロスに細谷真大が決定的ヘッドもクロスバーの上。それでも、63分に右CKからGK谷晃生のファンブルを見逃さず、頭で押し込み、柏が先手を奪う。
交代カードも切っていきながら反撃に転じる町田だが、下田北斗の左足ミドルも枠に飛ばず。それでも、89分にボックス左でパスを受けた藤本一輝がフロートの伸ばした左足に引っかかって転倒。これがVARチェックの対象になる。
最終的なOFRチェックの末、町田のPKジャッジとなると、これを下田が落ち着いて左足でゴール右隅に蹴り込み、試合を1-1の振り出しに。その後、互いに撃ち合いとなるが、次のゴールは生まれず。1-1のドローで終了した。
柏は勝利こそ逃したものの、4戦負けなし。町田は3連敗こそ回避したものの、4試合ぶりの勝利とならず、逆転優勝を狙う上で痛恨のドローとなった。
柏レイソル 1-1 FC町田ゼルビア
【柏】
細谷真大(後18)
【町田】
下田北斗(後45+5)
【ゴール集】柏エースは町田守護神のファンブル見逃さず
◆柏エースが先制ヘッド
CKから細谷が押し込んで先制
— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) October 19, 2024
#Jリーグ pic.twitter.com/Dxo01a6pWK
◆チームの思いを乗せたPK弾
アディショナルタイムにPKで同点!
— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) October 19, 2024
下田 北斗(町田)#Jリーグ pic.twitter.com/bRcYv3v8hW
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