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マンチーニ解任の可能性高まるサウジアラビア代表、元Jクラブの監督が後任に浮上? 「ファンの信頼に感謝」

超ワールドサッカー / 2024年10月23日 15時35分

写真:Getty Images

かつて大分トリニータやジュビロ磐田で指揮をとったこともあるペリクレス・シャムスカ監督が、サウジアラビア代表監督の候補に挙がっていることを喜んだ。サウジアラビア『Asharq Al-Awsat』が伝えた。

2005年9月から2009年7月まで大分を指揮し、2014年2月から9月まで磐田を指揮したシャムスカ監督。磐田の監督退任後は、中東へと活躍の場を移し、カタールのアル・ガラファ、UAEのアル・シャーブ、サウジアラビアのアル・ファイサリ、アル・シャバブ、アル・ターアウンを指揮。2024年5月からはサウジアラビア2部のネオムSCを指揮している。

サウジ・プロ・リーグにはヨーロッパのビッグスターたちが多く移籍してきており、豊富な資金で強化を進めている一方で、サウジアラビア代表は2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選でも苦しい状況に立たさされている。

指揮を執るロベルト・マンチーニ監督に対しては、高額な報酬に見合った成績を残せていないとして大きな批判もあり、現時点ではサウジアラビア国王の許可が下りれば解任される状況だという。

後任を探す必要もある中、浮上したのがシャムスカ氏。『Asharq Al-Awsat』のインタビューで自身の名前が挙がっていることを喜んだ。

「サウジアラビア代表チームの指揮官に私の名前を出してくれたファンの信頼に感謝している。ただ、マンチーニ監督は成長を続け、2026年のW杯出場権を獲得するという目標を達成することができるだろう」

シャムスカ監督が率いるネオムは、2部リーグで7試合を終えて首位に立っている。サウジアラビア代表は、スター選手の影響もあり、代表選手の出番が減っているという悩みを抱えているが、サウジ・プロ・リーグで見られるような現象だけが成功に導くわけではないとした。

「目標を達成するには、スター選手だけでは十分ではない。より重要なのは、選手やテクニカルスタッフ、事務スタッフ、そしてチームのメンバー全員が、必要な努力をすることだ」

本人はファンの期待を喜びながらも、就任を望んでいるわけではなさそうだが、本当に声がかかった場合は可能性は十分にありそうだ。

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