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U-16日本代表が大量9ゴール決める好スタート!谷大地&浅田大翔だけで7ゴール奪う大暴れ【AFC U17アジア杯予選】

超ワールドサッカー / 2024年10月24日 10時45分

写真:©超ワールドサッカー

U-16日本代表は23日、ドーハにて行われたAFC U17アジアカップ予選第1節でU-16ネパール代表と対戦し、9-2の大勝を飾った。

来夏にサウジアラビアで開催されるAFC U-17アジア杯出場権を目指すU-16日本代表。廣山望監督が率いるチームはこの試合、DF篠崎健人(市立船橋高)を除く10人がJリーグの下部組織出身という先発で臨んだ。

立ち上がりから高いラインを敷く日本だったが、12分に左サイドの裏を突かれると、クロスにダイレクトで合わせられまさかの失点。それでも17分、瀬口大翔(神戸U-18)が右サイドを突破してクロスを送ると、谷大地(鳥栖U-18)が冷静に右足ボレーで流し込み、早々に同点とした。

その2分後、再び瀬口が今度は右サイドでボールを持つと絶妙なスルーパス。これに抜け出した浅田大翔(横浜FMユース)がGKを巧みにかわしてゴールを奪い、日本が電光石火の逆転劇を見せた。

リードを奪った日本はボールを握ると、38分にはボックス手前での浅田と谷のリズミカルなパス交換から、最後は谷がGKとの1対1を迎えるとこれを難なく決めきり3点目。畳みかける日本は43分にも右サイドを長南開史(柏U-15)が突破すると、鋭く低いクロスを谷がテクニカルなヒールシュートで早くもハットトリックを記録した。

休むことなく攻める日本は前半アディショナルタイム、今度は左サイドの武本匠平(福岡U-18)が背後を突くとサイドを抉り折り返し。ボックス中央でボールを受けた浅田がゴールに叩き込み、日本が前半だけで大量5ゴールを記録した。

後半は意気消沈のネパールに対して、日本が完全に押し込む姿勢を見せると、61分には長南のクロスを受けた谷がシュート。これはGKに防がれたが、こぼれ球をヒールシュートでねじ込みこの日4点目を記録した。

止まらない日本は野口蓮斗(広島ユース)のパスを左サイドで受けた浅田がカットインから見事なコントロールシュート。谷に続くハットトリックを決めて、スコアを7-1とした。

72分には途中出場の福岡勇和(鹿島ユース)が右サイドを突破すると、同じく途中から入ったFW葛西夢吹(湘南U-18)が難なく押し込み8点目。4分後には浅田とのコンビネーションから右サイドを駆け上がった長南がそのままGKとの1vs1を制して9点目を記録した。

大量ゴールを挙げた日本だが、アディショナルタイム直前には再びハイライン背後を突かれる形となって失点。大勝にケチのつく展開となってはしまったものの、その後は失点を許さず9-2で勝利した。

勝利しただけでなく、得失点差でも大きく差をつける形となった日本がグループ首位に。25日に行われる第2節では、U-16モンゴル代表と対戦する予定になっている。


U-16日本代表 9-2 U-16ネパール代表
【日本】
谷大地(前17、前38、前43、後15)
浅田大翔(前19、前45+2、後19)
葛西夢吹(後27)
長南開史(後32)
【ネパール】
ルンゲリ・マガル(前12)
ビグヤン・ハドカ(後43)

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