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ローマが不振ディナモ・キーウにウノゼロ勝利で今季EL初勝利! ドフビクのPK弾が決勝点【EL】

超ワールドサッカー / 2024年10月25日 3時41分

写真:Getty Images

ヨーロッパリーグ(EL)のリーグフェーズ第3節、ローマvsディナモ・キーウが24日にスタディオ・オリンピコで行われ、ホームのローマが1-0で勝利した。

前節、格下エルフスボリに金星を献上し、今季EL初黒星を喫したローマは初勝利を懸けて開幕連敗スタートのディナモ・キーウをホームで迎え撃った。直近のインテル戦を0-1で惜敗し、公式戦3戦未勝利と苦境が続く中で臨んだ試合では先発4人を変更。ディバラとマンチーニ、クリスタンテ、ペッレグリーニと主力をベンチに置き、エルモソとル・フェ、バルダンツィ、ピジッリを起用した。

ローマが[3-4-2-1]、ディナモ・キーウが[3-5-2]を採用し、ミラーゲームの形で試合が進むと、地力で勝るホームチームが序盤からハーフコートゲームを展開する。

ピジッリとバルダンツィの機動力抜群の2シャドーのコンビネーションや両ウイングバックを起点に外回りの攻撃でチャンスを窺うが、流れの中ではなかなか決定機まで持ち込めず。

それでも、22分にはボックス付近でDFと入れ替わったバルダンツィの仕掛けからPKを獲得。これをキッカーのドフビクが冷静に左隅へ蹴り込み、良い時間帯に先制点を挙げた。さらに、直後にもボックス右で仕掛けたバルダンツィが枠のわずか左に外れる左足シュートで2点目にも迫った。

ここから完全にローマペースで試合が進むかに思われたが、アウェイチームも反撃に出る。34分にはル・フェの軽率なバックパスを奪ったショートカウンターからティムチクの右足ボレーが枠のわずか左に外れると、40分にはボックス右でティムチクの折り返しを収めたゲレーロがニア下を狙ったシュートを放つが、ここはGKスヴィラルの好守に阻まれた。

前半終了間際にもオフサイドながらゴールネットを揺らされる場面を作られたローマは辛くも1点リードで試合を折り返す。後半も引き続き押し込む展開の中で立ち上がりはセットプレーから制空権を握るエンディカが幾度か際どいフィニッシュを放っていく。

53分にはル・フェとドフビクを下げてクリスタンテとショムロドフを、68分にはピジッリとバルダンツィを下げてディバラ、ペッレグリーニと主力をピッチに送り出し、ゲームコントロールと共に試合を決める追加点を目指す。74分にはボックス手前で得たFKをキッカーのペッレグリーニが直接狙うが、これはわずかに枠の右へ外れる。

攻撃陣のクオリティアップでゴールの匂いを強くさせるローマは83分、ペッレグリーニとディバラの鮮やかなコンビプレーから最後はゴール前のショムロドフに絶好機が訪れるが、GKの寄せに精度を乱されて右足シュートは枠の左に外れる。

結局、最後まで2点目を奪えなかったものの、公式戦6試合ぶりのクリーンシートで逃げ切ったローマが得点力に課題を残しながらも今季EL初勝利を挙げた。

ローマ 1-0 ディナモ・キーウ
【ローマ】
アルテム・ドフビク(前23[PK])

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