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「1G1Aは満足」大勝呼び込んだなでしこFW田中美南、スイッチ役務めたチームの守備も「狙い通り取れるシーンは多かった」

超ワールドサッカー / 2024年10月26日 21時15分

写真:©超ワールドサッカー

なでしこジャパンのFW田中美南(ユタ・ロイヤルズFC/アメリカ)が自らのパフォーマンスを振り返った。

26日、MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2024で韓国女子代表と対戦したなでしこジャパン。佐々木則夫女子委員長が代行で指揮を執ったなか、DF北川ひかる、MF藤野あおば、田中、MF谷川萌々子の計4得点で勝利を収めた。

最前線で先発し、ハーフタイムまでプレーした田中は、チーム3点目を奪っただけでなく、藤野の2点目をお膳立てする活躍。試合後にはその1ゴール1アシストを振り返った。

「結果として1ゴール1アシストは満足ですけど、自分のプレーの質は改善しなければいけないところもあったので、そこはそういった感じです」

「アシストのところは、(前線で)ディフェンスからした時に、(清家)貴子の声が聞こえていたので、マイナスのところは誰かしら来てくれているっていうのを信じて(パスを出した)。あおばが詰めてくれていた」

「ゴールは(長谷川)唯がターンして、(自分は)裏のアクションをしたんですけど、唯のところがちょっと詰まった感じだったので、相手の前に入ろうと。相手が(クリアミスで)こぼしてくれたので、落ち着いて決めました」

また、前線からの守備にも言及。チームとして狙い通りの形ができたと評価している。

「(プレスに)行く高さはちょっと考えてプレーしていて、FWが最初のスイッチだと思うんですけど、スイッチ入れた時に逆のFWとか中盤が同サイドに囲い込むみたいなのは、全体としてできていた部分」

「後ろもコンパクトにしてくれていたので、狙い通り取れるシーンは多かったと思うんですけど、韓国相手だったのでその意識が強く見えたかなと思います」

さらに、結果的に大量得点の流れを生んだセットプレーについてもコメント。コーチを務めた元日本代表DF内田篤人氏の指導も活きたようだ。

「主に内田さんがセットプレーの攻撃をやってくれていたんですけど、狙い通りというか、セットプレーの練習もしたうえで、ああいうゴールが生まれたのかなと思います」

「(指示されたのは)主に入るポイントなんですけど、そこを蹴るタイミングと合わせてっていうところ。あと1個やりたかったことがあったんですけど、それは自分はうまくできなかった」

「中で段差をつけて、インスイングだったらこの位置、アウトスイングだったらこの位置みたいな狙いはありました」

【動画】瞬時の動き直しから冷静に流し込んだ田中美南


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