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お得意様ベティスに5季ぶりの敗戦を喫したアトレティコが今季リーグ初黒星…【ラ・リーガ】

超ワールドサッカー / 2024年10月28日 4時54分

写真:Getty Images

アトレティコ・マドリーは27日、ラ・リーガ第11節でレアル・ベティスと対戦し0-1で敗戦した。

今季リーグ戦無敗を続ける4位アトレティコは、ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(CL)のリール戦のスタメンからセルロートとガランをリーノとヘイニウドに変更した以外は同じスタメンを採用。グリーズマンとアルバレスを2トップに据えた[4-4-2]で試合に臨んだ。

ミッドウィークにヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)のコペンハーゲン戦をドローで終えた8位ベティスに対し、アトレティコは開始早々に失点する。4分、ジョレンテのロングパスをオーバーラップしたペローが左サイド高い位置で受けると、落としに反応したアブデがボックス左から侵入し折り返しを供給。これがDFヒメネスのオウンゴールを誘発した。

先制を許したアトレティコは、15分にもカルドーソのスルーパスに抜け出したアブデに決定機を許したが、ここはGKオブラクが絶妙な飛び出しでシュートコースを絞ると、アブデのシュートはゴール左に逸れた。

その後は拮抗した展開が続くなか、再び決定機を創出したのはベティス。27分、敵陣でパスカットしたカルドーソの斜めのパスをボックス手前のヴィトール・ロッキがヒールパスで繋ぐと、ボックス左から侵入したアブデがシュート。しかし、これはクロスバーを直撃した。

ハーフタイムにかけても劣勢の展開が続くアトレティコは、前半だけで14本のシュートを浴びるものの、1失点で前半を終えた。

迎えた後半、ギャラガーをヘイニウドを下げてセルロートとガランを投入したアトレティコは、53分にグリーズマンのパスをペナルティアーク右で受けたアルバレスがカットインから左足を振り抜いたが、このシュートはGKルイ・シウバのセーブに阻まれた。

膠着状態が続くなか、アトレティコは65分にピンチ。フォルナルスのシュートがクロスバーを直撃すると、跳ね返りに頭から突っ込んだフォルナルスとクリアを試みたガランの足が接触。主審はPKを宣告したが、オンフィールドレビューの末にガランの足が先にボールに触れており、PKは取り消された。

1点が遠いアトレティコは、87分にカルドーソのスルーパスからDFの裏に抜け出したヴィトール・ロッキにゴールネットを揺らしたが、これはオフサイドの判定に救われた。

結局、試合はそのまま0-1でタイムアップ。アトレティコはお得意様のベティス相手に2019年2月以来の敗戦で、今季初黒星を喫した。

ベティス 1-0 アトレティコ
【ベティス】
OG(前4)

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