プロA契約は27名を継続、期限付き移籍はイン&アウト共に最大10名まで
超ワールドサッカー / 2024年10月29日 17時25分
Jリーグは29日、理事会を開催し「プロA契約27名枠」の継続と、国内期限付移籍の規則の設定を決議した。
これまでのシーズンでは、プロA契約は25名、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)参加クラブは27名としていた。
しかし、2024シーズンはパリ・オリンピック開催と代表選手派遣を考慮して全クラブが27名としていた中、2025シーズンも27名を継続することに決定。これはプロA契約などの契約ルールが2026シーズンから廃止されることから、継続することとなった。
また、国内の期限付き移籍に関する規則も設定されている。選手の貸し出し、借り受けは共に最大10名までと決定した。なお、21歳の誕生日を迎えるシーズンの終了前に開始すること、移籍元クラブの育成選手(15歳のシーズンから21歳のシーズンまでの間に990日以上登録されている選手はこの人数には含まれない。
さらに、1つのクラブに対しては最大3名までと定められている。
期限付き移籍期間は最長で1年間。第3クラブへの又貸しや完全移籍は禁じられている。
なお、国際移籍に関しては国際サッカー連盟(FIFA)の規則が適用され、国内移籍は日本サッカー協会(JFA)の規則が適用される。なお、国内の移籍は、Jリーグ間だけでなく、JFLや地域リーグ等も含まれることとなる。
FIFAの規則では、上限が6名とされているが、国内レベルでの期限付き移籍に関しては、大学新卒選手や下部リーグへの期限付き移籍なども有効に働いているため、10名と設定されている。
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