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ジェズス1G1Aにヌワネリ芸術弾のアーセナルが2部プレストンに快勝でベスト8進出【EFLカップ】

超ワールドサッカー / 2024年10月31日 6時51分

写真:Getty Images

EFLカップ(カラバオカップ)4回戦、プレストン・ノースエンドvsアーセナルが30日にディープデイル・スタジアムで行われ、0-3で勝利したアーセナルが準々決勝進出を決めた。なお、アーセナルのDF冨安健洋は負傷欠場となった。

リーグ前節でリバプールと2-2のドローゲームを演じたアーセナルは、リーグ2戦未勝利と足踏みが続く中でチャンピオンシップ(2部)とのアウェイゲームで白星奪還を狙った。アルテタ監督はそのリバプール戦からティンバー、メリーノ、マルティネッリを除く先発8人を変更。GKにセットフォードを起用したほか、ジョルジーニョやジンチェンコ、スターリングにヌワネリを起用した。

後ろ重心のプレストンに対して立ち上がりからボールを握ってハーフコートゲームを展開するアーセナル。慣れないメンバー構成もあって序盤は効果的にフィニッシュまで持ち込めずにいたが、相手が守り慣れる前に得意のセットプレーからゴールをこじ開ける。

24分、相手陣内左サイド深くで得たFKの場面でキッカーのマルティネッリが高い弾道の浮き球のボールをファーに入れると、競り勝ったキヴィオルのヘディングの折り返しに反応したガブリエウ・ジェズスが右足ボレーシュートをニアへ突き刺した。

ジェズスの今季初ゴールによって先手を奪ったアーセナルは失点後も戦い方を変えない相手に対して、ボールを動かしながら冷静にゲームをコントロール。そして、33分にはボックス手前右で仕掛けたジェズスからショートパスを受けたヌワネリが左足の絶妙なコントロールシュートを左隅に突き刺し、貴重な追加点を挙げた。

実力通りの戦いぶりで余裕を持って試合を折り返したアウェイチームは、ティンバー、メリーノと連戦の選手をハーフタイムに下げてトーマス、ハヴァーツを後半頭から投入。立ち上がりこそホームチームの勢いを受け止める形となったが、時間の経過とともにゲームをコントロールしていく。

すると57分、セットプレーの二次攻撃からボックス手前左のキヴィオルが見事なクロスを供給すると、ゴール前にタイミング良く入ってきたハヴァーツがヘディングシュートを流し込み、決定的な3点目を奪った。

これで勝利を確信したアルテタ監督は、60分過ぎにマルティネッリとジンチェンコを下げてサカ、ルイス=スケリーを、80分過ぎにはヌワネリに代えてファーストチームデビューのヘヴンをピッチに送り込んだ。

以降はポジション奪取へゴールがほしいジェズスやスターリングが積極的な仕掛けを見せつつ、中盤や後ろはクリーンシートを意識した中、ホームチームの反撃を冷静に抑え込んだアーセナルは3-0のままクローズ。

この結果、格下相手に順当に勝ち切ったアルテタのチームが準々決勝進出を決めた。

プレストン 0-3 アーセナル
【アーセナル】
ガブリエウ・ジェズス(前24)
イー・サン・ヌワネリ(前33)
カイ・ハヴァーツ(後12)

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