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開幕3連敗のセントラルコーストが95分の劇的ゴールで上海申花とドロー【ACLE】

超ワールドサッカー / 2024年11月5日 20時55分

写真:Getty Images

5日、AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)のリーグステージ第4節が行われ、セントラルコースト・マリナーズ(オーストラリア)vs上海申花(中国)の一戦は2-2のドローに終わった。

ここまで勝利なく3連敗中のセントラルコースト・マリナーズとここまで2勝1敗の上海申花の一戦。開始早々に大きなアクシデントが起こる。

ハーフウェイライン付近でルーズボールを競り合うと、シェ・ポンフェイブライアン・カルタックの頭部が激突。シェ・ボンフェイはプレー続行不可能となり5分で交代してしまった。

いきなりアクシデントが起こった中、9分に上海申花がチャンス。ボックス左からのグラウンダーのクロスに対し、ジョアン・カルロス・テイシェイラがターンしてシュートもブロックされる。

セントラルコーストは13分にチャンス。ボックス手前からミカエル・ドカがミドルシュート。ブレ球をGKバオ・ヤーションがファンブルするがことなきを得る。

互いに譲らない展開となった中、ゴールレスで後半に入ると、先にゴールを奪ったのは上海申花だった。50分、ビルドアップからスイッチを入れると、ボックス手前でパスを受けたアンドレ・ルイスが反転してミドルシュート。これが右に決まり、上海申花が先制に成功する。

ゴールをこじ開けた上海申花。すると64分にも追加点を奪う。ウー・シーの縦パスはカットされるも、これを拾ったチャン・シンイチがニアゾーンへパス。これを受けたユー・ハンチャオがボックス内から決め、上海申花がリードを広げる。

4連敗も見えてきてしまったセントラルコーストだったが諦めない。75分、自陣からのヘイン・イームズのスルーパスが通ると、サビット・ジェームス・エンゴールが受けてGKとの一対一を冷静に決めて1点を返す。

それでもなかなか同点ゴールが奪えなかったセントラルコーストだったが、95分にドラマが。GKディラン・ペライッチ=カレンまでCKで上がると、右CKからのクロスをネイサン・ポールがヘッド。これをベイリー・ブラントマンがダイレクトで蹴り込み奇跡の土壇場での同点に。試合は2-2で終了し、セントラルコーストは今大会初勝ち点を獲得した。

セントラルコースト・マリナーズ 2-2 上海申花
【セントラルコースト】
サビット・ジェームス・エンゴール(後30)
ベイリー・ブラントマン(後50)
【上海】
アンドレ・ルイス(後5)
ユー・ハンチャオ(後19)

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