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首位I神戸は髙瀬愛実の劇的ゴールでEL埼玉とドロー、2位東京NBは千葉L・小林莉々子の強烈な一撃に沈む【SOMPO WEリーグ】

超ワールドサッカー / 2024年11月11日 15時10分

写真:©WE LEAGUE

10日、2024-25 SOMPO WEリーグ第8節の3試合が行われた。

首位のINAC神戸レオネッサ(勝ち点19)はアウェイで9位のちふれASエルフェン埼玉(勝ち点6)と対戦した。

試合は点の取り合いに。互いに序盤から攻め立て、ゴールに迫るシーンを作るもスコアを動かせず。それでも31分に右CKからのクロスがボックス内で混戦となると、井手ひなたが押し込みI神戸が先制する。

I神戸がリードして迎えた後半、50分にはボックス内左から植村祥子がクロスを入れると、佐久間未稀がボックス内で強烈なヘッドを決めてEL埼玉が同点に追いつことに成功。さらに85分には、相手のクリアボールを栃谷美羽がヘディングで繋ぐと、抜け出した木許和心がフリーで決めて逆転に成功する。

EL埼玉が大きな勝利を挙げるかと思われたが、首位の意地を見せるI神戸はアディショナルタイム3分、浮き球のパスをGK浅野菜摘がファンブルすると、こぼれ球を最後は髙瀬愛実が豪快に蹴り込み同点ゴール。打ち合いは2-2のドローに終わった。

2位の日テレ・東京ヴェルディベレーザ(勝ち点18)は5位のジェフユナイテッド市原・千葉レディース(勝ち点10)とアウェイで対戦。勝利すれば首位浮上も見える中、試合はこう着状態で進んでいく。

ゴールレスで折り返すと、後半もなかなかゴールが生まれず。それでも73分、千葉Lはカウンターを仕掛けると、稲山美優のパスをボックス手前右で受けた小林莉々子が右足一閃。強烈なシュートがネットに突き刺さり千葉Lが先制。そのまま逃げ切り、1-0で勝利を収めた。

また、7位のAC長野パルセイロ・レディース(勝ち点7)と最下位のノジマステラ神奈川相模原(勝ち点2)の試合も打ち合いとなった。

まずは32分、右CKからクロスを坂井優紀が頭で合わせてAC長野が先制。しかし、前半終了間際にN相模原は片山由菜が倒されてPKを獲得すると、片山が豪快に蹴り込み1-1で試合を折り返す。

後半に入っても攻勢を続ける両者。71分には右サイドからの安倍乃花のクロスを大内梨央がフリックすると、そのままゴールに吸い込まれAC長野が勝ち越しに成功。しかし、79分に榊原琴乃がドリブルで右サイドを仕掛けると、ボックス内に侵入して左足一閃。これが決まり再びN相模原が同点に追いつく。

さらに終了間際の90分にはロングスローの流れから、大竹麻友が倒され再びPKを獲得。これを大竹がしっかりと決めてN相模原が土壇場で逆転。2-3で勝利を収めた。

◆2024-25 SOMPO WEリーグ第8節


▽11/10(日)
ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 1-0 日テレ・東京ヴェルディベレーザ
【千葉L】
小林莉々子(後28)

ちふれASエルフェン埼玉 2-2 INAC神戸レオネッサ
【EL埼玉】
佐久間未稀(後5)
木許和心(後40)
【I神戸】
井手ひなた(前31)
髙瀬愛実(後48)

AC長野パルセイロ・レディース 2-3 ノジマステラ神奈川相模原
【AC長野】
坂井優紀(前32)
大内梨央(後26)
【N相模原】
片山由菜(前45+1)
榊原琴乃(後34)
大竹麻友(後45)

▽11/9(土)
マイナビ仙台レディース 1-3 セレッソ大阪ヤンマーレディース
【マイ仙台】
遠藤ゆめ(後42)
【C大阪】
矢形海優(前4、前35、後41)

三菱重工浦和レッズレディース 2-1 サンフレッチェ広島レジーナ
【浦和】
塩越柚歩(後16)
島田芽依(後28)
【S広島R】
上野真実(後34)

大宮アルディージャVENTUS 0-1 アルビレックス新潟レディース
【新潟L】
園田瑞貴(前7)

【動画】小林莉々子が右足の強烈ミドルで東京NBを沈める



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