悲壮感漂うアジア王者…W杯予選突破の経験なきカタールが宿敵UAEに0-5大惨敗、C組中国超えのトータル「17」失点に
超ワールドサッカー / 2024年11月20日 14時30分
カタール代表が悲壮感漂う歴史的惨敗に。
カタール代表は19日、2026年W杯アジア最終予選A組第6節で、“宿敵”UAE代表に0-5と大惨敗。ホームで逆転負けを喫した第1節のリベンジならず、依然としてA組4位に低迷する。
そこに、アジア杯2連覇のアジア王者という風格は存在せず。調べてみると、対UAEの5失点は史上初で、もちろん最多失点である。
第1節でUAEに敗れた時から怪しかった「メンタル面」の脆さが隠せなくなり、やはりW杯予選突破の経験がないことも影響か。UAEに2試合8失点、イランに4失点…6試合トータル「17失点」は、とうとう中国の「16」を超えた。
無論、数字上はまだ「2位以内」の可能性があるわけだが、地元紙『ガルフ・タイムズ』の論調に漂うは悲壮感。「本大会ストレートインの可能性は消えた」とまで言い切る。
詰まるところ、アジア杯2023から率いるスペイン人指揮官、ティンティン・マルケス監督(62)の去就が怪しくなっている模様。
9月以降、試合ごとに発言のブレが目立っていた指揮官は今回、「早い段階での失点で計画が狂った」としたうえで、「ベストのコンディションではなかったことも影響した」と発言。これは前日会見の「体力面に不足はない」というコメントと真逆をいくものである。
また、「(A組は)まだ全チームが2位以内、4位以内の希望を持っているが、2位以内へ有利なのはイランとウズベキスタンになった」とも。陣営の士気低下に繋がりかねない発言だ。
悲壮感と絶望感が漂うカタール。
12月は中東恒例のガルフ・カップがあり、ここではいきなり初戦でUAEと対戦する。この大会で何かを掴めねば、来年3月にリスタートする最終予選残り4試合も厳しいだろう。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
停滞するアジア王者…カタール代表の再建を託された元スペイン代表MF新指揮官「全てが決勝戦」「まずはガルフ杯優勝へ」
超ワールドサッカー / 2024年12月21日 21時15分
-
2024年、アジア最恐の点取り屋となったアイメン・フセイン…国際Aマッチ10試合連発「全イラク人の夢をリードする存在」
超ワールドサッカー / 2024年12月17日 17時30分
-
W杯最終予選停滞のカタール代表が監督交代! アシスタントコーチの元スペイン代表MFルイス・ガルシア氏が内部昇格
超ワールドサッカー / 2024年12月12日 14時29分
-
最終予選で苦戦するカタール代表が監督交代? W杯準優勝&3位のクロアチア代表指揮官を引き抜きと地元紙
超ワールドサッカー / 2024年12月4日 17時0分
-
森保ジャパンの2024年は「90点」 アジア杯8強敗退も「心配にはなりませんでした」【前園真聖コラム】
FOOTBALL ZONE / 2024年11月27日 20時10分
ランキング
-
1大量23選手が戦力外、相次ぐ主力の“流出” メジャー右腕電撃加入も、揺れるホークスのオフ
Full-Count / 2024年12月24日 8時27分
-
2女子サッカー名門クラブの選手4人が人種差別で逮捕 試合中に猿のジェスチャーで非難殺到
スポニチアネックス / 2024年12月23日 23時10分
-
3大谷翔平「この犬種の数は減っている」愛犬・デコピンと同じ犬種の普及願う AP通信インタビューで語る
スポニチアネックス / 2024年12月24日 9時49分
-
4女王・坂本花織がとっさに「麻央ちゃん!」 2位16歳を呼び寄せた優しさに反響「癒しでしかない」
THE ANSWER / 2024年12月24日 10時33分
-
5イチロー氏、現代野球に警鐘 松井秀喜氏も同調…“メジャー最先端”に危惧「ある意味で洗脳」
Full-Count / 2024年12月24日 0時56分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください