セルロート弾で逆転勝利のアトレティコがシメオネ体制700試合目を白星で飾る！【ラ・リーガ】

写真：Getty Images

アトレティコ・マドリーは23日、ラ・リーガ第14節でアラベスと対戦し2-1で勝利した。

公式戦4連勝中の3位アトレティコ・マドリーは、前節のマジョルカ戦からスタメンを6人変更。アルバレスやG・シメオネ、モリーナらに代えてアンヘル・コレアやマルコス・ジョレンテ、ヴィツェルらをスタメンで起用した。

前節ビジャレアルに完敗した16位アラベスに対し、アトレティコは早い時間に失点を許す。7分、ビセンテの右クロスがDFハビ・ガランの右腕に当たりPKを献上すると、これをキッカーのグリディにゴール左へ決められた。

先制を許したアトレティコは19分、強引な仕掛けでゴール前まで侵入したアンヘル・コレアが相手DFに捕まると、こぼれ球をグリーズマンが落とし、最後はボックス左から走り込んだリーノがシュート。しかし、これはクロスバーを直撃した。

ポゼッションで上回るアトレティコは、36分にもM・ジョレンテがボックス右手前から強烈なミドルシュートでゴールを狙ったが、これはGKシベラの正面でセーブした。

1点ビハンドで前半を終えたアトレティコは、M・ジョレンテとガランを下げてセルロートとG・シメオネを投入。すると58分、バイタエルエリア手前で獲得したFKからグリーズマンがゴール前へロングパスを送ると、抜け出したラングレが頭で合わせたが、このシュートはゴール左に外れた。

1点が遠いアトレティコは、59分にアルバレス、64分にデ・パウルを、70分にリケルメと立て続けに選手を投入。すると73分、デ・パウルの右クロスをセルロートがヘディングで合わせると、このボールが競り合ったアブカルの左手に当たり、PKを獲得。

これをキッカーのグリーズマンが難なく右隅へ蹴り込んで試合を振り出しに戻すと、86分にはデ・パウルのスルーパスからボックス右に抜け出したセルロートがダイレクトシュートをニアサイドに突き刺した。

結局、試合はそのまま2-1でタイムアップ。苦しんだアトレティコだが、見事な逆転勝利でディエゴ・シメオネ監督のクラブ通算700試合目のメモリアルゲームを白星で飾った。

アトレティコ・マドリー 2-1 アラベス
【アトレティコ】
グリーズマン(後31)【PK】
セルロート(後41)
【アラベス】
グリディ(前8)【PK】