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今季最初のデア・クラシカーはハイレベルな一戦に、バイエルンが終盤のムシアラ弾でドローに持ち込む【ブンデスリーガ】

超ワールドサッカー / 2024年12月1日 4時32分

写真:Getty Images

ブンデスリーガ第12節、ドルトムントvsバイエルンのデア・クラシカーが11月30日に行われ、1-1で引き分けた。バイエルンのDF伊藤洋輝は欠場している。

前節フライブルクに快勝して今季の公式戦ホーム戦全勝を維持している5位ドルトムント(勝ち点19)は、3日前のチャンピオンズリーグ(CL)ではディナモ・ザグレブ相手に苦手のアウェイで3発快勝。そのザグレブ戦のスタメンから2選手を変更。マレンとブラントに代えてギラシーとリエルソンを先発とした。

一方、前節アウグスブルク戦をケインのハットトリックで快勝した首位バイエルン(勝ち点29)は、4日前のCLではパリ・サンジェルマンを撃破。公式戦7連勝とした中、PSG戦のスタメンからコマンに代えてテルを起用した。

共にハイプレスをかけ合う展開でスタートした今季最初のデア・クラシカー。まずは7分、バイエルンがサネのカットインシュートでGKを強襲して牽制した。

その後も互いに引かないアグレッシブな姿勢を貫いた中、27分にドルトムントが先制する。バイノー=ギテンスが左サイドを抜け出してボックス内へ。左足でシュートを決めきった。

ギテンスの公式戦3戦連発弾で追う展開となったバイエルンにアクシデント。右太ももを負傷したケインがプレー続行不可能となってミュラーが投入された。

ハーフタイムにかけては自陣に構える姿勢を見せたドルトムントが1点のリードを保って前半を終えた。

迎えた後半、開始4分にミュラーに決定機のあったバイエルンだったが、GKコベルのビッグセーブに阻まれてしまう。そのバイエルンが押し込む流れで推移した中、62分にドルトムントに追加点の好機。しかしボックス右に抜け出したザビッツアーのシュートはGKノイアーがファインセーブで阻止。

互いに守護神が大きな仕事をした中、バイエルンはコマンを投入。しかし膠着状態を打破できず終盤の80分には眉間を負傷したキム・ミンジェに代えてオリーズを投入した。

すると85分、バイエルンが追いつく。FK崩れからオリーズのクロスをムシアラがヘッドで押し込んだ。

このまま1-1でタイムアップ。バイエルンがリーグ戦無敗をキープし、ドルトムントはホーム戦全勝がストップした。

ドルトムント 1-1 バイエルン
【ドルトムント】
ジェイミー・バイノー=ギテンス(前27)
【バイエルン】
ジャマル・ムシアラ(後40)

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