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数的不利の上海海港、元ブラジル代表MFオスカルの個人技が生んだPKで追いつきドロー【ACLE2024-25】

超ワールドサッカー / 2024年12月3日 23時7分

写真:Getty Images

3日、AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)のリーグステージ第6節が行われ、上海海港(中国)vs光州FC(韓国)が浦東足球場で行われ、1-1のドローに終わった。

ここまで2勝で9位の上海海港と4勝で3位につける光州の試合。ホームの上海は勝利を目指して戦う中、激しい展開となる。

上海は前半から激しく守備を見せると、イエローカードを前半で2枚ももらう展開に。一方のアウェイ光州はボールを繋ぎながら組み立てていくが、芝生の状態の悪さに足を取られることも何度もあり、簡単にはチャンスを作れない。

それでも38分、左サイドをイ・ホイギュンがドリブルで仕掛けてクロス。これは防がれるが、クリアボールを拾ったパク・テジュンが縦パスを入れると、ボックス手前でパスを受けたホ・ユルは相手に対応されてボールを失うが、いち早く反応して自ら押し込み、先制に成功する。

難しい戦いの中でなんとか先制した光州は1点リードで後半へ。ホームでなんとかしたい上海だったが、55分にアクシデント。ハーフウェイライン付近でボールをクリアした際に、倒れたシン・チャムに対してウェイ・ジェンが跨ぐ際に顔を蹴る形に。オンフィールド・レビューが行われた結果、一発退場となり、上海は数的不利となってしまった。

光州への対応にラフなプレーが前半から目立っていた上海はついに1人退場となってしまったが、個人技が活路を見い出す。

76分、上海海港はボックス右を仕掛けたオスカルがキム・ジンホに倒されPKを獲得。VARチェックでもPKと判定されると、オスカルがゴール右にしっかりと決め、同点に追いつく。

同点となってからは、互いに選手を入れ替え勝ち越しを目指していくが、なかなか良い形を作れない。数的有利の光州はフレッシュな選手を入れて前線から激しくプレスに行くが、上海も1点を守りに行く形にシフト。9分間の長いアディショナルタイムを凌ぎに行く。

光州はラストプレーでFKを獲得。クロスからヘッドで合わせるも、枠を捉えたボールはGKがしっかりキャッチ。1-1のドローに終わり、光州は首位浮上を逃すこととなった。

上海海港 1-1 光州FC
【上海海港】
オスカル(後31)
【光州FC】
ホ・ユル(前38)

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