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柏の井原正巳監督が今季限りで退任決定 昨季途中就任から残留争い続きで「責任を痛感」

超ワールドサッカー / 2024年12月4日 18時33分

写真:©超ワールドサッカー

柏レイソルは4日、井原正巳監督(57)が今季限りでの退任決定と発表した。

現役時代にセンターバックとして活躍した井原氏は“アジアの壁”と称され、日本代表で通算122キャップを誇るレジェンド。U-23日本代表のアシスタントコーチを経て、2009〜2014年まで柏でヘッドコーチや監督代行を務めた。

2015年から2018年までアビスパ福岡を率いた後、2019年から柏に戻り、ネルシーニョ前監督のもとでコーチに。2023年5月からはネルシーニョ前監督の退任に伴い、指揮官のバトンを受け継いだ。

その指揮1年目はJ1リーグ17位フィニッシュでなんとか残留し、天皇杯で準優勝。そうして迎えた今季だが、残り1試合で降格圏と勝ち点3差の16位と2年連続で残留争いが続いている。

北海道コンサドーレ札幌との最終節を前に今季限りでの退任が発表され、井原はクラブ公式サイトで次のようにコメント。「最終節でJ1残留を決めることが私の使命」と綴った。

「今シーズンをもって、柏レイソルの監督を退任することになりました。ファン・サポーターの皆さま、スポンサーや自治体の方々、また選手・スタッフやチーム関係者、クラブハウスで食事や清掃、洗濯など日々支えていただいた方々をはじめ、柏レイソルに関わるすべての皆さまにご支援をいただきましたことを深く感謝申し上げます」

「選手たちは厳しい状況の中でも前向きに、常に勝利をめざして戦い続けてくれました。しかし、今季のスタート時に掲げた目標に到達できず、再びJ1残留を争うことになってしまった責任を痛感しており申し訳なく思っております」

「柏レイソルには2009年に加入して、ヘッドコーチとして10年半、監督として1年半、合計12シーズンもの間、このクラブにお世話になり、とても愛情を感じています。ファン・サポーターの皆さんはどんな時でも、日立台だけでなくアウェイでも我々を後押ししてくださいました。そのご声援に応えるためにも、最終節でJ1残留を決めることが私の使命だと感じていますし、シーズン最後まで全身全霊を注いで戦い続けます。最後までご声援をよろしくお願いいたします。12年間、誠にありがとうございました」

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