Jリーグの欧州拠点が1月から稼働開始、ロンドンを拠点に移籍のサポートや経営、マッチメイクなど新たな価値創出に貢献
超ワールドサッカー / 2024年12月12日 13時15分
Jリーグは12日、グローバル展開を加速するため、ヨーロッパ拠点としてイギリスのロンドンに「J.LEAGUE Europe」を設立し、2025年より活動開始することを発表した。
設立の趣旨は、日本サッカーの更なる発展・水準向上のため、ヨーロッパのフットボール界とJリーグ・Jクラブのタッチポイント(接点)を様々な領域で増やしていくことが主要な目的・ミッションとなるとのこと。ヨーロッパからは人的ネットワーク、技術面のノウハウ、クラブ間パートナーシップ、マーケティングスキル、Jリーグワールドチャレンジ等のマッチメイク、投資家候補などの情報を収集、国内へ還元すると同時に、日本からもJクラブの海外遠征アレンジ、選手移籍のサポート、ヨーロッパクラブへの日本企業の協賛支援など、新たな価値創出に貢献するという。
2024年3月に株式会社Jリーグの100%子会社として設立された株式会社Jリーグインターナショナルが保有し、欧州拠点としての登記が9月に完了。現地稼働は2025年1月からとなり、ロンドンに2〜3名、バルセロナに1名が駐在することになるという。
【設立趣旨】
◆Jリーグのグローバルプレゼンスの向上
-ヨーロッパにおけるJリーグ・Jクラブの認知向上・価値訴求
-ヨーロッパクラブとJクラブの興行組成(マッチメイク)
-Jクラブの海外遠征支援 など
◆Jリーグの競技水準、育成水準の向上(移籍金収入拡大を含む)
-ヨーロッパクラブ・関係者とのネットワーク構築
-フロント人材・監督・選手のスカウティング、移籍サポート
-ヨーロッパクラブとJクラブの提携や育成ノウハウ獲得の支援
-海外遠征や国際大会への出場等、国際経験創出・若手育成支援 など
◆Jリーグの事業&収益拡大、経営水準の向上
-クラブ経営の知見獲得
-Jクラブへの投資家候補の探索
-フットボールを通じた各種事業展開支援 など
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