完勝で2024年を締めくくったマドリー、アンチェロッティ監督は「熱意を持って2025年に向かえる」と自信を深める
超ワールドサッカー / 2024年12月23日 9時30分
レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が22日に行われたラ・リーガ第18節、4-2で完勝したセビージャ戦を振り返った。
4日前のインターコンチネンタルカップでパチューカを下して優勝したマドリー。2024年最終戦となったセビージャ戦ではFWキリアン・ムバッペとMFフェデリコ・バルベルデのミドルシュート弾で20分までに2点をリードすると、34分にFWロドリゴ・ゴエスのゴールで前半のうちに勝負を決めた。
最終的に4発完勝とし、首位アトレティコ・マドリーを1ポイント差で追う2位で2024年を終えることになった中、アンチェロッティ監督はセビージャ戦と、今季ここまでを次のように振り返った。
「試合に臨む姿勢、チームとしての約束事、少しの運動量と我々が欠けていたものが解消された。ミランに敗れてからの2カ月は厳しい試合が幾つかあったが、良い状態に戻った。そしてチーム同様にムバッペも良い状態となった。我々は今年を力強く終え、熱意を持って2025年に向かえることになった。今後はまず休息を取り、家族と楽しい時間を過ごす。リフレッシュして1月3日のバレンシア戦に向けて準備を整えなければならない」
「ここまでの成績は申し分ない。あらゆる面でうまくやることができた。選手たちの姿勢で状況を打開することができた。昨季の繰り返しは難しいが、チームには質の高い選手が揃っているから挑戦するつもりだ」
そして公式戦4戦連発のムバッペについては「自己批判的になっていたが困難な状況から抜け出し、自分の質を示した。チームに慣れる期間が必要だったこと、自分が正しかったことを彼は今日、証明したと思う」と本調子となってきたフランス代表FWへの信頼を口にした。
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