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終盤のブレシャニーニ弾で首位アタランタがラツィオとの上位対決をドローに持ち込む【セリエA】

超ワールドサッカー / 2024年12月29日 8時32分

写真:Getty Images

セリエA第18節のラツィオvsアタランタが28日に行われ、1-1の引き分けに終わった。

前節レッチェに勝利した4位ラツィオ(勝ち点34)が、前半戦首位ターンを決めたアタランタ(勝ち点40)をホームに迎えた上位対決。

試合はホームのラツィオが立ち上がりからチャンスを作っていくことに。まずは10分、ドリブルで中央を持ち上がったチャウナのラストパスを受けたカステジャノスがボックス手前からシュート。さらにGKカルネセッキが弾いたボールを再び拾った11がボックス右から狙ったが、これもGKカルネセッキが右足でブロックした。

畳みかけるラツィオは、クリアボールをボックス手前で回収するとデレ=バシルの落としからバイタルエリア中央のンドゥージがコントロールショット。しかし、このシュートは左ポストに弾かれた。

攻勢を続けるラツィオは27分、カステジャノスのループパスでDFの裏に抜け出したデレ=バシルがボックス内まで駆け上がり、ハーフボレーシュートを流し込んだ。

先制を許したアタランタは、前半終了間際にディムスティがチャンスを迎えたが、シュートはゴール右に外れ、0-1で前半を終えた。

迎えた後半、アタランタはヒエンとザッパコスタを下げてコスヌとクアドラードを投入。すると53分、ベッラノーバの右クロスからクアドラードが頭で合わせるが枠の左。さらに61分には、ボックス左でボールを受けたルックマンがカットインからシュートを放ったが、これは相手GKの好守にはばまれた。

後半の主導権を握ったアタランタは、75分にも左CKからエデルソンがフリックしたボールをゴール右手前のルックマンが詰めたが、これはDF3のブロックに阻まれた。

このまま試合終了かと思われたが、アタランタは88分に試合を振り出しに戻す。ベッラノーバの右クロスがDFにディフレクトすると、ボックス内のザニオーロが繋いだボールに反応したルックマンの折り返しをブレシャニーニがゴールに流し込んだ。

結局、試合はそのまま1-1でタイムアップ。終盤のブレシャニーニ弾で年内最終戦をドローに持ち込んだアタランタが、リーグ戦13試合無敗で2024年を終えた。

ラツィオ 1-1 アタランタ
【ラツィオ】
フィサヨ・デレ=バシル(前27)
【アタランタ】
マルコ・ブレシャニーニ(後43)

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