静岡学園が2-0で高知を下し3回戦進出! 川崎F内定の野田裕人は投入後に即追加点をアシスト【全国高校サッカー選手権大会】
超ワールドサッカー / 2024年12月31日 13時42分
第103回全国高校サッカー選手権大会の2回戦、静岡学園(静岡)vs高知(高知)が31日に浦和駒場スタジアムで行われ、2-0で静岡学園が勝利した。
1回戦は同会場で広島国際学院(広島)を2-0で下した静岡学園と、同じく同会場で専大北上(岩手)を0-2で下した高知の対戦。選手権常連校同士の一戦は白熱した戦いとなった。
立ち上がりからボールを繋いで試合を支配しに行く静岡学園と、前からのプレスでボールを奪い、一気にゴールに迫っていく高知という構図。1回戦で驚きを与えた高知の6番・西森吏玖のハンドスプリングスローに会場に集まったた観客は大きな盛り上がりを見せる。
そんな中、先にスコアを動かしたのは静岡学園。7分、ボックス内右でパスを受けた天野太陽が落ち着いてシュートをファーサイドに沈め、静岡学園が先制に成功する。
先制を許した高知は12分に相手のクリアミスを拾った松田翔空が空いたゴールを浮き球で狙ったが、わずかに越えていく。
一進一退の攻防が続く中、互いに大きなチャンスを掴めないでいくと31分に静岡学園がチャンス。左サイドからのグラウンダーのクロスに乾皓洋が飛び込むもわずかに届かない。
高知も門田翔平や足達柊侍郎が積極的にシュートを狙っていくが、静岡学園の集中した守備の前にゴールを奪えず。1-0で静岡学園がリードして前半を終えた。
高知はハーフタイムで山城亜蓮を下げて前田悠惺を投入。静岡学園は選手交代なく後半に臨んだ。
後半も互いに攻め合う中でチャンスがなかなか訪れない中、静岡学園は52分に川崎フロンターレに加入が内定している野田裕人を投入。すると、この交代策が的中する。
54分、静岡学園は右サイドを仕掛けると、オーバーラップした野田がボックス右からマイナス気味のクロスを送ると、走り込んだ篠塚怜音がダイレクトシュート。ニアを突いたシュートがGK山下晃門の手を弾いて決まった。
リードを広げた静岡学園は、その後は試合の主導権を完全に握ることに。野田も積極的に攻撃参加すると、65分には左サイドから鵜澤 浬がドリブルで相手を抜いてカットインしてシュート。こぼれ球を天野が押し込むが、これはわずかにオフサイドで3点目はならなかった。
試合はそのまま2-0で終了。静岡学園が3回戦に進出。青森山田(青森)を下した高川学園(山口)と対戦する。
静岡学園 2-0 高知
【静岡学園】
天野太陽(前7)
篠塚怜音(後14)
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