ウェストハムが新監督にポッター氏を招へい! チェルシー退団以来の現場復帰
超ワールドサッカー / 2025年1月9日 17時49分
ウェストハムは9日、グレアム・ポッター氏(49)の監督就任を発表した。契約は2年半となる。
今季からデイビッド・モイーズ氏からフレン・ロペテギ氏に監督のバトンを託したウェストハム。今季を迎えるにあたり、ドイツ代表FWニクラス・フュルクルクら実力者を獲得したが、いざプレミアリーグが始まってみると、ここまで20試合で6勝5分け9敗の14位に沈む。
上位争いどころか、降格圏の18位イプスウィッチ・タウンとも7ポイント差と降格の予断も許さぬ状況というなか、ウェストハムは8日にロペテギ氏を解任。その翌日の新任発表で紹介されたのがフリーのポッター氏だ。
ポッター氏はかつて率いたブライトンでその手腕が評価され、チェルシーがヘッドハンティング。だが、2022年9月の着任からわずか翌年4月に解任され、以降は色々なクラブでの監督復帰が囁かれながら無所属が続く。
10日に行われるアストン・ ビラとのFAカップ3回戦からさっそく指揮を執るポッター氏はクラブの公式サイトで「ここにこられて嬉しいよ」とし、
「自分にぴったりの仕事がくるまで待つこと、そして自分が加わるクラブに合っているかどうかも重要だった。ウェストハムではそれを感じる」
「会長らとの話し合いは前向きかつ、建設的なものだった。成功への強固な基盤を築くためにハードワークとエネルギーという同じ価値観を共有している。また、短期的に何が必要で、中長期的にクラブをどう前進させるかについても同じ波長だ」
「ウェストハムはロンドンの中心にある巨大なクラブで、とてつもないファンベースを持ち、世界中で支持を受けてもいる。ヨーロッパ・カンファレンスリーグ優勝後の光景を目にしたが、このクラブはピッチ内外で一貫して成功する上ですべてがあるのは明らかさ」
「このクラブはここ数年、大きな進歩を遂げ、これからさらに発展していく上で強固な基盤がある。ヨーロッパのトロフィーをまぐれて勝ち取るなんてできないしね。そうなるためにはフットボールクラブとしてしっかりとした基盤が必要だ」
「今の課題はそれを引き続き、次のステップを踏み出し、サポーターが誇りに思えるチームとクラブを育てていくことだ」
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