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スーペルコッパ制覇のミラン、格下カリアリに勝ちきれず痛いドロー【セリエA】

超ワールドサッカー / 2025年1月12日 9時14分

写真:Getty Images

ミランは11日、セリエA第20節でカリアリをホームに迎え、1-1で引き分けた。

セルジオ・コンセイソン新監督を迎えた8位ミラン(勝ち点27/2試合未消化)は、スーペル・コッパでユベントス、インテルを逆転で下して見事優勝を達成。新指揮官の下、最高のスタートを切った中、新年初戦となるリーグ戦に向けて5日前のインテル戦のスタメンからアレックス・ヒメネスと出場停止のエメルソンに代えてレオンとカラブリアを起用した。

17位カリアリ(勝ち点17)に対し、立ち上がりから押し込んだミランは、18分にプリシック、19分にラインデルスが枠内シュートで牽制。

いずれもGKカプリレにセーブされたミランが前半半ば以降も敵陣でのプレーを続けていたが、40分にロングカウンターからピンチ。しかしボックス手前左からフェリチの放ったコントロールシュートはGKメニャンが好守で凌いだ。

するとゴールレスで迎えた後半、開始6分にミランが先制。テオ・エルナンデスのフィードをボレーで合わせたプリシックのシュートはGKにセーブされてポストに直撃するも、ルーズボールをモラタが押し込んだ。

しかし55分、ゾルテアのミドルが枠を捉えると、GKメニャンは守備範囲だったが、セーブしきれず同点に追いつかれてしまった。

試合を振り出しに戻されたミランが引き続き押し込む中、61分には勝ち越しの絶好機も、レオンのパスをボックス右で受けたプリシックのシュートはGKカプリレに阻まれた。

その後、エイブラハムとアレックス・ヒメネスを投入したミランが引き続き敵陣でのプレーを続けると、80分には決定機。しかしモラタのフィードに抜け出したボックス左のエイブラハムのシュートはまたもカプリレに阻止される。

終盤にかけても攻め立てたミランはラストプレーの追加タイム6分にテオ・エルナンデスがFKからGK強襲のミドルを放つも、勝ち越しゴールは奪えず。

格下カリアリに引き分け、セルジオ・コンセイソン監督のセリエA初陣を勝利で飾ることはできなかった。

ミラン 1-1 カリアリ
【ミラン】
アルバロ・モラタ(後6)
【カリアリ】
ナディル・ゾルテア(後10)

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