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「決勝でバルサと対戦するのはいつも特別」アンチェロッティ監督が連覇狙うスーペル・コパ決勝へ意気込み

超ワールドサッカー / 2025年1月12日 19時16分

写真:Getty Images

レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が、スーペル・コパ・デ・エスパーニャ連覇への意気込みを語った。

前大会王者であるマドリーは準決勝でマジョルカを3-0で退けて順当にファイナル進出を決定。そして、連覇が懸かる大一番では同じく準決勝でアスレティック・ビルバオを撃破したバルセロナと対戦する。

ここ最近のチーム状態では分があるものの、ラ・リーガでの前回対戦ではサンティアゴ・ベルナベウで0-4の惨敗を喫している因縁の相手との再戦に向けてイタリア人指揮官は、「決勝戦に臨むのはいい調子で、ハングリー精神と興奮に満ちている」と自信を示している。

「我々はいい調子で、ハングリー精神と興奮に満ちている。マジョルカ戦で抱えていた問題は解決し、プレーヤー全員が出場できる。この試合に興奮しているし、決勝戦に臨む自信が重要になる。バルセロナは歴史的なライバルであり、こうした試合は常に両チームにとって厳しい戦いになる。トロフィーを獲得するために全力を尽くすつもりだ」

「もちろん、彼らに敗れた今シーズン最初のクラシコのことを考えなければならない。あの試合ではいいスタートを切ったが、後半に問題に直面した。うまくいったことを繰り返し、後半に犯したミスを避けなければならない。クラシコはクラシコであり、決勝戦ではプレッシャーはさらに大きくなる。決勝でバルセロナと対戦するのはいつも特別なことだ」

バルセロナとのライバル関係を別にすれば、その他のタイトルに比べてプライオリティーは高くない同大会だが、獲得可能なタイトルすべてが義務付けられる常勝軍団としてスーペル・コパに対する気合いは十分だという。

「このタイトルは重要だ。なぜなら、統計的に、スーペル・コパで優勝したときは、素晴らしいシーズンを送ったのに対し、負けたときは、通常、リーガやチャンピオンズリーグで優勝していないからだ。この大会は、モチベーションを高め、シーズンの残りを力強く続けられる道筋を示してくれる」

「あくまで決勝戦であり、我々はまたタイトル獲得の瀬戸際にいます。フットボールでは何が起きてもおかしくないことはよくわかっているし、バルセロナはこうした試合では常に非常に高いレベルで戦っている。我々も改善してきた。誰もそれを否定できない。負けは我々にとって良いニュースではありませんが、チームが後退しているということではない」

今季2度目のクラシコの展望を問われると、「本当に予測不可能な試合」と正直な考えを明かしつつも、前回対戦で苦戦したハイラインの攻略を含め、チームとしてバランスを意識しながらも、最終的には個の質が勝敗を分けることになると語った。

「このような試合では、チームのバランスよりも質が重要になり、個人の局面がチームのパフォーマンスを上回る。ピッチ上には大きな個がいて、特に守備に関しては、それがチームよりも重要になることがある。もちろん明日はバランスとチームワークが非常に重要になり、うまく守備できれば、試合に勝つ可能性が高くなる」

「リスク要因を減らすために何をしなければならないかは非常に明確だが、多くの要素が絡むため、結果を予測できる人はいない。我々がコントロールできるのは、試合の進め方であり、明日はそれをうまくできると確信している。とはいえ、それが結果を100%決定するわけではない」

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