コモに苦戦もテオ・エルナンデス&レオン弾でミランが薄氷の逆転勝利【セリエA】
超ワールドサッカー / 2025年1月15日 5時59分
ミランは14日、セリエA第19節延期分でコモとのアウェイ戦に臨み、2-1で逆転勝利した。
優勝したスーペル・コッパ参戦により延期となっていた一戦。
セルジオ・コンセイソン監督のセリエA初陣となった4日前のカリアリ戦を1-1で引き分けてしまった8位ミラン(勝ち点28)は、カリアリ戦のスタメンからカラブリアとムサに代えてエメルソンとベナセルを起用した。
15位コモ(勝ち点19)に対し、一進一退の展開で立ち上がると6分、ストレフェッツァにミドルシュートでGKメニャンを強襲される。
その後、9分にフォファナの枠内シュートで応戦したミランは引き続き互角の攻防を強いられた中、21分に決定機。ロングカウンターの流れからレオンが持ち上がってラストパス。ボックス左のラインデルスがシュートしたが、GKブテツのセーブに阻まれた。
前半半ば以降も主導権を握り切れなかったミランはゴールレスでハーフタイムに入った。
迎えた後半、モラタ、プリシック、ベナセルに代えてエイブラハム、アレックス・ヒメネス、ムサを投入したミランは、52分にレオンの持ち上がりからヒメネスに好機もシュートはGKブテツにセーブされる。
すると60分に失点。ボックス右に侵入したアサネ・ディアオにカットインから左足シュートを決められた。
それでも前がかるミランが71分に追いつく。CKの流れからルーズボールをボレーしたテオ・エルナンデスのシュートはミートしきれなかったが、うまくループしたボールがネットを揺らした。
そして勢い付くミランが5分後に逆転。エイブラハムのスルーパスに抜け出したレオンがGKとの一対一を仕留めた。
終盤にかけてもコモの攻勢を許すも、86分の大ピンチではGKメニャンがクトローネのゴール至近距離からのシュートを止めて2-1で勝利。薄氷の逆転勝利でコモに競り勝ち、セルジオ・コンセイソン監督体制後、2試合目でセリエ初勝利を飾った。
コモ 1-2 ミラン
【コモ】
アサネ・ディアオ(後15)
【ミラン】
テオ・エルナンデス(後26)
ラファエル・レオン(後31)
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