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大腸がんで約1年間闘病のモウブレイ監督が現場復帰! 古巣WBA指揮官に就任、療養前はMF三好康児所属のバーミンガムを指揮「再びエネルギーに満ち溢れている」

超ワールドサッカー / 2025年1月18日 17時30分

写真:Getty Images

ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(WBA)は17日、トニー・モウブレイ監督(61)の就任を発表した。契約期間は2027年6月までとなる。

モウブレイ監督はこれまでイプスウィッチ・タウンやハイバーニアン、WBA、セルティック、ミドルズブラ、コヴェントリー・シティ、ブラックバーン、サンダーランドを指揮。2024年1月からはウェイン・ルーニー監督が解任されたMF三好康児所属のバーミンガム・シティを率いた。

しかし、健康上の問題により2024年2月にチームを離脱。3月に次のシーズンまで療養休暇を取ることが発表されると、5月には治療に専念するため辞任した。

患っていたのは大腸がんだったが、先日、医師が完治と診断。チャンピオンシップ(イングランド2部)を戦う古巣での現場復帰が決まったモウブレイ監督は、回復の経緯や意気込みを語っている。

「今週初めのスキャン検査で医師から問題なしとの診断を受けた。今はエネルギーに満ちているし、活気に溢れ、自分が最も得意だと思うことに取り組む準備ができている」

「健康面では厳しい1年だった。ここに座り、それが良い経験だったと言うことはできないが、私にとって人生経験の1つとなった」

「家族と辛い瞬間や悲しい瞬間も過ごしたが、私の人生において振り返るべき経験であり、逆境を乗り越えられたことに感謝している」

「私のエネルギーが尽きることはない。準備はできている。1年間病院のベッドに横たわり、週に2回、治療のために車で往復する日々を送った」

「再びエネルギーに満ち溢れている。私のことをよく知る人たちは私が復活したと言う。さあ、やってみよう」

なお、WBAはカルロス・コルベラン監督が2024年12月末にバレンシアの指揮官に就任。以降は暫定監督が指揮を執っていた。

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