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不在時の1試合平均失点数は2倍…逆転優勝へ正念場のアーセナル、負傷サリバの離脱期間が懸念材料に

超ワールドサッカー / 2025年1月19日 20時15分

写真:Getty Images

プレミアリーグで逆転優勝を目指すアーセナルだが、若きディフェンスリーダーの離脱期間が今後の戦いに大きな影響を及ぼすことになりそうだ。

アーセナルは18日にホームで行われたプレミアリーグ第22節のアストン・ビラを2-2のドローで終えた。

後半序盤までに2点のリードを得て優位に試合を進めたが、後半の65分過ぎにいずれもサイドからのクロスを押し込まれて連続失点。終盤の猛攻を実らず、ホームで2点差を追いつかれてのドローとなった。

この結果、1試合未消化の首位リバプールとの勝ち点差は「6」に広がり、逆転優勝へ厳しい状況となった。

さらに、同試合の試合前にはフランス代表DFウィリアム・サリバの欠場という悲報も明かされた。試合前のフラッシュインタビューでは「軽い筋肉系のトラブル」と欠場理由を説明していたミケル・アルテタ監督だが、試合後のインタビューでは「心配している」とハムストリングのケガがより深刻な可能性を示唆した。

「明日はもっと情報が得られると思う。もう一度検査して、もっとはっきりわかるだろう」

「(現在の状況を懸念しているか)もちろんだ。とりわけチームの人数やベンチを見ると、とても心配だ」

なお、サリバとガブリエウ・マガリャンイスのコンビは、リバプールのファン・ダイク、イブラヒマ・コナテとともにプレミアリーグ最高のセンターバックコンビとの評価も得ており、サリバの離脱期間は非常に気がかりなところ。

イギリス『OPTAjoe』によれば、2022-23シーズンのサリバのレギュラー定着以降、同選手が出場したプレミアリーグ85試合の1試合辺りの失点数は「0.8」。これに対して、同選手不在で戦った13試合の失点数は「1.7」と2倍以上になっている。

急造ディフェンスラインで臨んだアストン・ビラ戦もその不安を窺わせる内容となっており、アーセナルとしてはサリバの無事を祈りつつ、不在時の守備の改善が今後のタイトルレースのカギを握ることになりそうだ。

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